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妻に先立たれる確率10%と、老後の家事

Yietoブログ編集担当

はじめに

結婚して妻が家事をやってるから、自分はいいや、妻が専業主婦だからいいやって、家事をしないできてるケース、まあ、あると思うんです。
以前、日刊ゲンダイに取り上げていただいた際に知ったのですが、そのまま、妻が先に死んで、自分だけ残ると途端に生活ができなくなる。そんなお困りパターンがあるそうです。

ほうほう、そんなケースでYietoが活用してもらえるんだーと気づきを得たこのケースについて考えてみました。

妻に先立たれる確率

そもそも、実際のところ、定年以降で妻に先立たれる可能性はどれくらいのもんなのか?レアじゃないの?というのを確認してみますと。
平成27年の国勢調査に年齢ごとの死別・離別の割合が記載されてまして。

男性
60〜64歳 8.7%(0.7%増)
65〜69歳 9.9%(1.2%増)
70〜74歳 11.2%(1.2%増)
75歳以上 19.6%(8.4%増)

女性
60〜64歳 17.1%(3.2%増)
65〜69歳 22.1%(5%増)
70〜74歳 30.4%(8.3%増)
75歳以上 62%(31.6%増)

前提として、男性は60歳までの時点で8%、女性は13.9%がすでに死別・離別してる状態。
また、死別だけじゃなくて離別も入っていますが、配偶者がいなくなる状況は同じとして考えます。

ちなみに、死別と離別の定義はこちら

(3)「死別」とは配偶者と死別し、再婚していない人をいう。(4)「離別」とは離婚し、再婚していない人をいう。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/120-1b.html

女性側の増加割合がえぐいですね、、、寿命差?がはっきり出てる気がします。
それと比べると男性が妻と別れる可能性って、歳を重ねてもそんな増えないのがわかりますね。
75歳以上のところでがっつり9%近く増えてるので、74歳までに死ぬかどうかが分かれ道になりそうです。
(というか、この場合、自分の年齢よりも妻の年齢が大事なのだと思いますけども)

10%を高いととるか低いととるか

こうしてみると、定年後から死ぬまでで、約10%の増加、10人に一人くらいの夫が妻に先立たれる、確率としてどうでしょう?
高い低い、人それぞれ捉え方は分かれそうです。人によっては、それくらいの確率でしか発生しないなら今のままでいいやと思える割合とも。

とはいえ、確率が低いと思うから今後も妻任せにしてていいか?というと話は別で。
新しいことを身につけやすい今のうちから、家事分担を変えるためでなくても、妻が何をしてるのか、自分の家庭にはどんな家事タスクがあるのか?を知るところからはじめてみるの、ありだと思います。

Yietoアプリ本来の「新しい家事分担を作る」という使い方ではありませんが、こういった悩みにもお役に立てるアプリになっています。