10年以上前、2007年の本になりますが、「いつまでもデブと思うなよ (新潮新書) 」という岡田斗司夫さんの本を手に取ったことありますか?
内容としては、
岡田斗司夫さんがダイエットすることの利点、また1年間で50kgの減量に成功するにあたり、メモ帳に記録した経験などが書かれています。
記録してダイエットする、そう、いわゆるレコーディングダイエットというやつですね。
もともと117kgと太っていたとはいえ、そこから一年で50kg減らして67kgってすごいですよね!
実はこの当時、私自身も増えた体重を減らしたいと思っていたので、この本をリアルタイムで読んでいて、真似て「記録」することを実践。そして、なんと現実に痩せることが出来たんです!
文字化することで、自分が食べた量や時間を反省し、今日は少なくしようなどの気持ちが変わったからだと思います。
さて、今回はダイエットではないのですが、記録することの大切さを改めて感じる出来事がありました。
昨年、子どもの勉強がなかなかはかどらないと知人に相談したところ、親が毎日勉強日記をつけることが良いと薦められたんです。
それから毎日、
・30分勉強した
・〇ページから◇ページまで進んだ
・漢字をいくつ覚えた と色々書くようになりました。
最初は良かったんですが、普段の生活の忙しさで徐々に書くのが大変になり(言い訳)、子どもも勉強しない、日記の白紙ページが増えるという悪いサイクルに、、、
この悪いサイクルからなんとか抜け出そうと
・置き場所を「本棚」から「ダイニングテーブル」の上
→必ず日記が視界に入るので忘れない(忘れられない)
・勉強日記とすぐ書けるようペンを一緒に置く
→書きたい時にすぐ書けるようになった
・日記を記入する時間が「バラバラ」から「毎日寝る前に記入」
→記入をし忘れることがなくなった
少しずつ悪いサイクルから抜け出し、また記録が進められるように。最近、振り返ると結構なページになっていて、過去にどれだけ勉強したかが分かり、子どもが頑張った勲章だなあとしみじみ。
また、毎日、日記を見ることで空欄が良いプレッシャーとなり、空白を何とか埋めようとする→出来るだけ毎日勉強させるという意識が変わったように思います。
以前、4人のお子さんを東大に入れた佐藤亮子さんの講演で、「子どもは怠けたいのが基本。自ら勉強するというのは幻想だと気づき、勉強する(させる)環境を親が作る」というような厳しめのことをおっしゃっていたように思います。
自発的に出来る子であれば良いのですが、我が家は確実に怠けたい派なので、自分自身も一緒に勉強するつもりで今年も頑張っていけたらと思っています。
そもそも大人もだいたい怠けたいのが基本だと思うので、環境は大事ですね笑
ダイエット、勉強、スポーツどれでも、「記録」することで
過去の自分(子ども)を理解し、未来の姿を作っていくのにはとても有効な方法なのではないかなと、改めて感じたのでした。
参考
https://www.shinchosha.co.jp/book/610227/