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フードドライブで助け合いながら自分たちの無駄遣いを知る

子持ち夫婦共働きの妻担当

「フードドライブ」をご存知ですか?
私が初めて聞いた時は「食べ物」、「乗り物」?!、意味が分かりませんでした・・・

アメリカの助け合い運動の一つで、企業、学校、教会などがスポンサーになって、缶詰、パスタ、ドライミルク等の寄付を募る。集められた食べ物が食料銀行(Food Bank)の配送センターに運び込まれ、そこから低所得家庭や施設に配られる

英辞郎 on the web

という意味だそうです。

先日、米国にいる知人から、フードドライブで学校にキッチンペーパーやウェットティッシュ、缶詰などを寄付したよという話があり、初めて聞く言葉に???となりながら、調べていたのでした。
(因みに、知人のところでは、数か月に1回くらいの頻度で、学校の廊下に置いてある箱へ、子供たちや大人が持参するとのこと。)

日本のフードドライブ事例

その際、自分の周りで「フードドライブ」はあるのかしら?と思っていた時に出会った記事がこちら↓

女性専用のフィットネスクラブ『カーブス』が2007年からフードドライブを行っているというお話。

食品ロス削減、生活に困った人への支援ということで始まったそうですが、去年は256トンの食品が集まったそうで、ものすごい量ですよね!

「全国47都道府県にいる約86万人の会員さんの9割以上が、家庭の台所を切り盛りする40代以上の主婦である」という特徴を生かしてこの取組を行っていて、集まったものは、障がい者施設や母子家庭支援施設などへ提供しています。

開催期間は、以前は11月だったそうですが、持ってくる人たちの要望を受けて、年明けに変更。理由はお正月で買い込んだけれど使い切れなかった食品などを持って行きやすいという意見があったからだそうです。
あるある感があって、これもおもしろい。

子ども食堂などのニュースを聞いたりしていて、私も食べ物の支援が少しでも出来る機会があったらと考えていたので、こういった身近な生活の中に場所があると行動しやすいと感じました。

カーブスの会員ではなくても、受付してもらえるそうで、
持ち込めるのは「賞味期限が今年の5月1日より先で常温保存ができて未開封の食料品」と、一応条件があったりします。

学校関係の寄付は主にベルマークかと思いますが、別な形で支援したい、買い過ぎた食料品が余っていると思っている方がいらっしゃったら、こういったフードドライブというやり方も良いかもしれないですね!

実は身近に開催されてたフードドライブ

さらに気になって調べてみると、弊社のオフィスがある吉祥寺でも、フードドライブが行われたようで、

缶詰、レトルト食品、飲料など総個数で242個、重量69.2キログラムの食品が集まりました。

うーん、量的にどうなんでしょう?
今回、初めての実施だったということあると思いますが、これは、ある程度規模がないか、↑のフィットネスクラブの例のように、ジムに行くついでに持っていく、みたいな、なにかのついでとかでないと、このためだけに受付の場所と人を用意してとかやりだすのは、それはそれでもったいない気もしてしまいますね。

フードドライブの意外なメリット

社会運動に参加するというのも、それだけで意義のあることなのですが、これ参加すると、結果的に、自分の無駄使いを自覚するきっかけにもなりますよね。

自分たちが買いすぎたものを持っていくわけですから、次買い物するときに、フードドライブのことを意識すると、買いだめの量こんなにいらないかも?これは買わなくてもいいかも?みたいな無駄使いを防止するような意識が働くんじゃないかと思うんです。

突き詰めると、なんかミニマリストっぽくなってしまいますが。。。

本当にいらないもの、あまるものであれば、消費税増税、老後2,000万円貯蓄などなど、お金が今後もかかっていきそうですし、家計のお金を守るためにも、フードドライブに一度参加してみるのはいいかもしれないですね!