数年前から、小学校で週1回の英語学習が始まり、2020年度から英語が必修化になりました。最近、家庭で何かサポートしたほうが良いのでは?と考えているところです。
子供の育児とは、実に幅広いもので、子供の将来を考えることがそれじたいが育児だと思います。
そして、その将来のために今必要なこと、やらせないといけないことは何かを考えるのも育児。
それを実行するのも育児。
それを実行するのに必要な知識を得るのも育児。
そんなことを改めて考える休校期間になりました。
はじめに英語学習の選択肢を考える
選択肢としては、
- 英会話スクール探し(通う)
- オンライン授業で習う
- 自宅で親が教える(or教材をさせる)
などがあるかと思います。
通学の場合は、子どもを連れて英会話スクールに話を聞きに行けたらいいのですが、コロナのこともあり外出を控えたいと思っています。
また、ちゃんと学習する!ためのオンライン英会話スクールも選択肢としてはあるのですが、けっこうたくさんあって、口コミなどを見ても、なかなか決めづらく感じています。
この機会なので、なるべく省エネに考える
どうせ親子ともども自宅から出られないのだし、自宅で親といっしょに学習できればいいのでは?(親も学びたいのです。。。)
ということで、そのための、教材や教え方をどうしたら良いかと考えていたところ、アメリカのWSJの記事「Family Going Stir Crazy? These Apps, Websites and Games Could Help」を発見しました!
タイトルの通り、家族みんな出かけられない状況で助けになるアプリやウェブサイトの紹介記事になります。
記事を(がんばって)読んで見て、あれこれって英語学習に役立ちそうじゃない?って思ったサイトがありましたので、ご紹介したいと思います。実際に見た英語サイトは感想も書いてみました。
コズミックキッズ
子供向けのヨガ。Yotubeで動画を配信していてチャンネル登録者数は68万人!
イメージとしては「おかあさんといっしょ」で体操しながら英語を覚えるみたいな感じでしょうか。体操のお兄さんお姉さんならぬ、ヨガのお兄さんお姉さん的な。
ヨガと言っても小難しいものではなく、子供向けに作られているので、例えば蛙のモノマネをしながらなど、親子で笑いながら楽しく一緒にできました。本来の目的は英語学習なわけですが、気軽にヨガに触れられるのも良いと思います。
子供のほうが体が柔らかく、柔らかいほうがよりヨガの満足度もあがります。親よりもちゃんと姿勢が取れたりするのがうれしいみたいです笑
外出自粛で家に閉じこもっているのの運動不足解消にもなりますし、親子の楽しいコミュニケーションにもなりますよ。
PBSキッズ
おさるのジョージなどアメリカの子どもたちがよく見ている有名なアニメが紹介されています。著作権のため直接こちら(日本)からは見られませんが、アメリカの子どもたちが見ている番組名をここで調べて、気に入った番組の名前を参考にしYouTubeで検索すると普通に公式でアニメを配信していたりします。
ちなみに、おさるのジョージは英語だと「Curious George」と良い、やっぱりアメリカでも人気です(だからこそ日本に輸入されたとも言えますが)。
チャンネル登録者数は151万人。
YouTubeでは字幕も付けられますし、英語がちゃんと分からなくても、子どもはおさるのジョージの動きだけで喜んでました。
楽しんで見れるから継続するんですよね。なので、日頃から英語に触れる機会を増やすためのコンテンツとしていいのではないかと思います。
なんか、おさるのジョージの紹介っぽい話になってしまいましたが。。。おさるのジョージじたい大人が見てても楽しいのでやっぱりおすすめです!
ミステリー ダグ
Doug先生という男性の先生が「ガラスは何から作られるの?」、「海の水はなぜしょっぱいの?」などの子どもからの質問に対して、とても丁寧に説明をしてくれます。これも実際見て良かったです!
(かなり時間がかかる方法ですが)我が家の見方としては、3つの段階で見ました。
<1回目>
親がひと通り映像を見る。
あくまでも子供向けですし、図解含めてかなりわかりやすくしてくれているのですが、当然英語のスピーキングなので、英語字幕もつけて(あるだけで全然違う!)必死に理解。
1回で分からないところは何度も繰り返したりして・・・
<2回目>
映像を親子で一緒に見る。
一時停止しながら、子供に内容を日本語で説明。
外に出られないので自然体験をしながらというわけにはいきませんが、以前に出掛けた時に見たことあったよね?など子どもの記憶を呼び覚ましながら、話したりしました。
<3回目>
復習としてもう1回、映像を親子で見る。
こういう意味だったよね~など理解をもう少し深める努力をしました。一つの動画時間が短いので、親子で2回動画を見ても、それほど時間はかからないと思います。
1番時間がかかるのは、「1回目の親が理解する」のところでした。。。
2回見ただけで子どもが理科の知識をすぐ身につけられるというわけではありませんが、親子の会話が増え、英語プラス理科の知識が学べるので、良い英語学習の一つだと思います!
こちらもご多分に漏れずYouTubeにチャンネルがあるので、そこでどんなコンテンツか?を試しに見てもらうといいと思います。
スミソニアンラーニングラボ
ワシントンにありスミソニアン博物館のコレクションについて説明してくれる動画や写真などがあります。海外ですので、行ったことがない人も多いと思いますが、名前は一度くらい聞いたことがあるのではないでしょうか。
英語のみならず、宇宙、絵画、アラスカ先住民の文化などの歴史など色々な分野で楽しめます。小学校高学年から大人向けに感じました。
NASA
NASAの衛星画像、ビデオなどが見られます。また、ロケットに搭載される前に、探査装置を岩場で操作確認している裏方作業的な動画もあり、映像として楽しめて、宇宙に関する英語を学ぶにも良いのではと思います。スミソニアンラーニングラボと同様、エンタメというよりは、勉強的な側面が強くなっていて、小学校高学年から大人向けのように思います。
おさるのジョージや、ミステリーダグで科学に興味が向いた子供にさらに深く知るためのコンテンツとして見てもらえばいいかなと思います。
グーグルアートプロジェクト
Googleストリートビューのサービスはとても革命的です。
知らないところに行った気になれる、海外の有名な観光地をストリートビューして旅行した気になったものです。
あくまでも屋外のストリートビューというイメージが強いですが、実際には屋内のストリートビューも行っています。グーグルアートプロジェクトは、パリのオルセー美術館、ニューヨークのメトロポリタン美術館などといった屋内の博物館や美術館をGoogleストリートビューでまるで歩いているかのように楽しめるものです。
とはいえ、家の中にいてさらに屋内を回るのもなぁという気持ちもあったりします。
そんなときは、エジプトのピラミッドを見たり、アフリカの広大な土地をぐるっと見回すことも当然できるので、画面だけでも開放的な気分を味わうようにするのもいいと思ういますよ!
さて、本題に戻りまして、このグーグルアートプロジェクトは、日本語対応されていません(一部しか)。具体的には、コンテンツの説明が英語のままなんです。
ということで、ストリートビューを見ながらこの英語の説明文を読むと楽しく学べる気がします。
ありがたいこおtに画面下に、Google翻訳のボタンがすぐにあるので、分からなかったことがすぐに調べられるので学習しやすいのではと思います。
大きな画面で親子いっしょにみるのおすすめです!
ディズニープラス
子供と言えば切っても切り離せないのがディズニー!
アメリカではディズニープラスという、ディズニー関連の動画配信サービス(ネットフリックスみたいなの)が、昨年から開始されています。
日本ではまだディズニープラスは未公開ですが、似たようなサービス「ディズニーデラックス」が同じく昨年からはじまっています。
月額770円(税込)で見放題(高い?安い?)
英語音声や英語字幕がついている作品が多いとのことで、英語学習にもばっちりです。
ディズニー作品は親子で楽しめるものが多く、英語も親しみを持って聞けるのではないでしょうか。
我が家はこんな感じでやってます
コズミックキッズで運動、PBSキッズで好きなキャラクターをYouTubeで楽しみ、ミステリー ダグで知識を増やすという感じで、英語に親しむ時間を少しずつ増やしていっています。休校時の英語学習の一つとして、ご紹介したサイトが役に立ちましたら嬉しいです!
こういう時期だからこそ、あまりお金をかけないで、将来のために体と頭を動かしていきたいですね!