休校になってから、かなりの時間が経ちました。
自宅学習が親にも子にもかなりの負荷になってきたと思う今日この頃です。子どもが自分で勝手に勉強をしてくれるといいのですが、小学生の間など、小さいうちはなかなか難しいのが現実ではないでしょうか。
親子で勉強をするとき、先生と生徒という関係ではないので、緊張感を保つのが難しいように思います。最初のうちは、新しい生活が新鮮だったり、勉強するという習慣が残っていたこともあり、まだなんとかなっていました。が、徐々にお互いに甘えが出たりして、なかなか勉強がはかどらない日が増え始めてきました。
理想と現実
とても個人的な「勉強に対する理想」なのですが、
<理想>
- 親が勉強の楽しさを教える。
- 子どもが勉強の面白さを感じる。
- 面白さが分かって、自発的な勉強につながる。
<現実>
- 強制的に宿題をさせる。
- 仕方なく勉強する。
- 楽しさを見出せず、勉強しなさいと言わないと勉強しない。
というイメージをもっています。
現実は理想とは程遠く、勉強を一緒にしようとすると、難しい(面倒だ)からやりたくないと言って逃げ出そうとする。そして、「勉強は大事なのよ。」と長々とお説教になるパターン。
そうしたら、当たり前ですが余計にやりたくなくなってしまいますよね。分かってはいるのですが、上手く勉強するようにもっていくのはとても難しいなあと思います。皆さんのご家庭はいかがでしょうか?
先日、色々な教科があるなかで英語だけに絞り、楽しく勉強できる教材がないか探してみました。小学校から英語が始まっていることもあり、休校中に少しでも好きになってくれたら、また今後の学習に結びついてくれたらという思いがありました。ちょうど、こちらの記事に英語学習の良いヒントがありましたので、ご紹介したいと思います。
教材力でなんとかする!が、親の負担はもちろんある。教材選びだ!
記事じたいは、TOEICやTOEFLをやってるような大人向けのものになっています。
が、山のようにある英語学習アプリから、よさそうなものを厳選してくれてるので、参考になるのでは?と読んでみることにしました。
(結局のところこれが一番しんどい。。。ので)
家にいる時間が長いからこそ、自分磨きをしてはどうかと提案してくれています。その中で、以下5つの英語学習アプリ
- 日本全国を旅しながら英語を解いていく「英語物語」
- 発音チェックをしてくれる「マグナとふしぎの少女」
- リスニング力強化可能な「英会話リスニング」
- ニュースの対訳が読める「Study Now」
- 単語や熟語の勉強が出来る「Mikan」※
が取り上げられていました。
共通してるのは、飽きずに学習できるような仕掛けがあること!
子どもにはゲーム的に遊びながら学習できる英雄物語がおすすめ
その中で、「英語物語」アプリの説明を読んでみると、絵柄もかわいいし、これは子どもが楽しめそうな予感!とさっそく、ダウンロードしてみました。
登録時は、TOEICや英検などのカテゴリが選択できるようになっており、今回は認知度も高く子どもたちも目標としやすい英検を選択してみました。
英語のレベル設定も、細かくわかれていて、小学生レベルもあります。
ただ、けっこう漢字が出てくるので、(やらないかもですが)小学校低学年でやるのは無理そうです。
アプリの内容としては、英語の4択に回答していく、まあ、ありがちな形式なのですが、それをバトルのようにして楽しめるようになっているのが特徴ですね!
英語物語というタイトルがついてるように、ストーリーがあり、ストーリーを進めながら、バトルをして(英語を学習して)いくという流れになります。
ストーリーの中では、日本の各地を移動する場面もあり、その中で、各都道府県や都市の名前、また「全国で一番暑いところだよね」、「餃子で有名なところだよね」などといった、その土地の特徴を示す台詞も出てきます。英語と日本の地理的なことが同時に学べるのは面白い発想だなあと思いました。
やってるほうは、ストーリーをただ進めてるだけなんですけどね!
さてさて、子どもの反応はというと、「面白いキャラクターが出てきたりして、ゲーム感覚で勉強ができる。」とのことで、なかなかいい感触。
時々、「この単語の意味は?」と本人が知らない単語を指さして聞いてきたりします。その知らない単語も、復習機能を使って、ちゃんと暗記して、「自ら」次のストーリーへと進めているのです。とても驚きました!
もちろんアプリは万能ではないですし、任せっきりでもダメなのかもですが、まずは、学習する習慣づけや、基礎を付けるという意味でも、いい入り口になってくれたらと期待しています。
あとは、男の子かどうかでも、好き好きありそうかな?とも思いました。
親の背中を見て子どもを育てる!
次に、子どもに英語をやらせるだけでは説得力がないと思い、私自身は「mikan」をダウンロード。
最初にニックネーム、TOEIC、TOEFL、日常英会話、英検などの学習カテゴリの選択、また目標設定が選べるようになっていました。目標設定の書き方が面白く、「目標はあとでいつでも変えられるよ」という注意書きとともに、覚える単語数が1日10、30、40、100単語から選べました。私は「多めに頑張る 40単語/1日15分」を選択。「リマインダー設定」もあり、勉強する時間も選択できました。
初期設定を終えてさっそく使ってみます。
こちらも4択の質問に答えるタイプ(これだとわかりやすいんですかねー?)
こちらは見た目をゲームっぽくするといったところではないところで、継続できるような仕組みがされています。
例えば、全問クリアすると、「よっ、天才」などと出てくるので、気分良く次も頑張ってみようという気持ちになりますし、フラッシュカードのように素早い動作でストレスがなく、分かる単語と分からない単語を瞬時に把握することができて、とても使いやすいです。
翌日以降は、最長連続日数、累計学習単語数などが表示され、学習履歴が見られるので、継続しようという励みにもなります。
※「Mikan」アプリではZ会ソリューションズと連携し、「速読英単語」全シリーズを5月まで無料提供とのことです。
それ以外
他に紹介されている「マグナとふしぎの少女」、「英会話リスニング」、「Study Now」アプリについては試していないのですが、こちらもお子さんの年齢や用途に合わせて使うと便利そうです、ぜひ使ってみてはいかがでしょうか。(もちろん親御さんもぜひ!)