毎年、夏休みに入る少し前は、子ども達が何か体験できることがあったらと思い、インターネットでイベントをよく検索していました。場所としては、水族館、博物館、プラネタリウムなど。ところが、今年はコロナで、子連れでの外出が難しくなってしまいました。そのような中で、新しい体験ができるワークショップ(オンライン)の情報がありましたので、ご紹介したいと思います!
「Lexus Summer Workshop ~once in a summer time~ 子ども達へ贈る、日本各地の友達やモノづくりの匠との一期一会の体験」
2020年7月20日より応募が始まっているそうですので、募集要項(抜粋)について、まずお知らせしたいと思います。(2020年8月3日現在)
◆対象
日本国内に居住しているご家族の小学校4年生~6年生、中学生のお子さん
◆応募
1人1回、1ワークショップまで。重複での応募・登録は無効。
◆募集締切日
各ワークショップにより締切日が異なる。
◆人数
各ワークショップ30名(当選者)
◆体験時間
90分
◆参加費
無料 ※事前に用意するものあり。
◆実施方法
・Zoomウェビナーにて実施。
・Zoomウェビナーの視聴にかかる費用は、参加者負担。
・カメラつきデバイス(PC、タブレット、スマートフォン)が必要。
・WEBカメラ/音声をONにする場合あり。
◆注意事項
・当日撮影された写真や動画はlexus.jpなどで使用の可能性あり。
・応募内容に不備や虚偽がある場合、応募を無効とする場合あり。
・当選者発表は、当選者保護者へ実施日の約2週間前までにメ
ルあり。
・当選者向けメールへの返信、対応をもって参加が確定。
詳細はこちらのウェブサイトをご確認ください。
ワークショップの内容
①8月23日(日) 手すき和紙
「吉野の手すき和紙」で作るランプ
<講師: 坂本尚世さん>
手すき和紙と杉を土台に使い、水彩で柄を描いてランプ作りを体験。
②8月30日(日) あわじ結び
水引きの「あわじ結び」でミサンガ作り
<講師: 津田六佑さん>
お祝いなどで贈り物や封筒につけられる飾りひもを使い、ミサンガ作りを体験。
③9月6日 (日) つまみ細工
「つまみ細工」の髪飾り作り
<講師: 藤井彩野さん>
布を 「ピンセットでつまみ、小さく折りたたむ」という技法を使い、 髪飾り作りを体験。
④9月13日(日) 風彩染
「風彩染」せんす作り
<講師: 加藤洋平さん>
「風彩染の基本となるぼかし技法」を習い、扇子への色付けを体験。
なんで?トヨタが?レクサスが?車とは違うワークショップを行う理由
こちらのワークショップは、トヨタ自動車株式会社のプレミアムブランドであるLEXUSが企画。
LEXUSでは2016年より、「LEXUS NEW TAKUMI PROJECT」として、日本伝統工芸などの若き「匠」への支援を行っているそうです。
LEXUSといえばちょーかっこいい!スタイリッシュな車ですよね。
そして、なにより技術の結晶のイメージ。
「技術=匠」「トヨタ=日本」という自然な流れで、日本の匠、日本の伝統芸能を支援する活動に繋がってるわけですね。
コロナにより、新しい出会いや体験が減ってしまったなかで、このようなイベントを提供するのは、企業として素晴らしい会社だなあと感じました。また、今回の企画以外でも、「Your Moment with LEXUS」で、以下のような自宅で楽しめるコンテンツも掲載されています。
ペーパークラフト
LEXUSの型(初級、上級)がダウンロード可能。
ぬりえ
以下のぬりえを含めて、4種類。車が好きなお子さんが喜びそうです!
おりがみ
LEXUSのデザインの入った折り紙がダウンロード可能。
ブックカバー
LEXUS オリジナルブックカバー(3種類)がダウンロード可能。
バーチャル背景
オンライン会議などで使用できるバーチャル背景(6種類)ダウンロード可能。
その他、バーチャル工場見学、ファッションや食などに関する情報「LEXUS Web Magazine」がありました。
最後に
今、車を買う予定があるわけではなく、また「宣伝」するつもりではないのですが、、、
トヨタが世界のトップ企業として車の販売を行う以外に、「匠」への支援活動から各家庭で楽しめるペーパークラフトやぬりえを提供するなど幅広い範囲で文化的な事業を行っていることを私は今回初めて知りました。
こういった取り組みをより多くの方が知り、また活用できないともったいない!と思うので、これをきっかけに、また私も、皆さまも楽しめたらと思っています。
「伝統工芸」については、私自身も、以前に子どもと「手すき和紙」を作る体験をしたことがあります(LEXUSのイベントではないですが)。水の中で、簀桁(すけた、と読みます)を使い、紙の原料を薄く延ばすのですが、水の動きにより厚さがまったく均一にならず、とても難しい作業でした。その後、手作りの和紙を見たり、ニュースで話題になると、親子で「あの時は難しかったよね!」などと話し、より親しみを感じています。
ふとしたときに、思い出が蘇るのもなんか得した気分になれますよ!
今回のイベントは抽選とのことですが、親子で伝統工芸を「体験」する良い機会になるのではないかと思います。ご興味のある方は、ぜひ申し込みをされてみてはいかがでしょうか。
また、企業がこういった無料のイベントや取り組みを公開、実施する情報って、埋もれがちなので、ぜひ、アンテナを立てて情報を追いかけていきたいなと思います。