休校期間は学校や塾に通えず、勉強が遅れたらどうしようと不安に思っていました。今年3月くらいに塾探しを始めたものの、コロナにより断念。希望していた「先生と生徒が触れ合える対面授業」は体験だけで終わりました。
その後、スタディサプリをスタート。少しずつ進めましたが、数か月すると親が授業管理をし勉強を促すのが難しくなってきました。親がここまでやろうと言っても「イヤだー!」の連続。「先生からここまでが宿題と言われているから」のほうが説得力がある気がしはじめました。
もう一つ勉強していた「四谷大塚オンライン小学校」の算数だけは絶対続けようと(私が)決意し、けんかに時々なりながらも、なんとか続けました。
教材だけでは難しい、リアルタイムの対面授業も必要
夏休みも引き続き「算数」は勉強したものの、新学期が始まる頃には、そろそろ国語もしっかり学ばないと読解力がつかないのではと思い、再び塾探しをすることに。
「集団でのオンライン授業」は最初の塾探しの段階で体験していました。内容は2時間前後の授業。先生と6~7人の生徒とスタートしたものの、途中から集中力も切れ、全く聞いていないような雰囲気でした。せっかくの先生の熱い思いも届かず残念な気持ちに。
その時、子どもには「オンラインの集団授業」は不向きだと思い、1対1の「オンライン専門の塾」を探してみることにしました。
オンライン授業に特化している塾をネットで7~8社ほど検索。以下の条件などで探し、一覧表を作成してみました。
・設立年
最近立ち上げた会社あるいは長年の実績がある会社かを知るため。
長年の実績があるほうが、生徒との距離感、事務手続きもスムーズなのではと考えたからです。
・会社の所在地
中学受験の場合は関東は記述、関西は暗記が多いと聞いたことがあったので、一応中学あるいは高校受験をするかもと仮定し、住んでいるところに近い地域に本社がある塾を選択しました。
・授業時間
30分~60分、90分さまざまな時間枠あり。
我が子は集中力がもたないと思い、30分~60分のところを探しました。
・毎月の費用
60分×月4回で、私が見たかぎりでは10,000円~14,000円前後。
1回60分、1万円前後と月4回で4万円以上のところもありました。
私は、10,000円~14,000円前後で選びました。
※授業料だけではなく、教材費、Webカメラのレンタル、事務系の管理費などが加算される場合もあるので、確認が必要です。
・先生がプロ講師か学生講師か。
プロ講師より学生講師は少し価格帯が低い感じでした。ただ、プロの講師のほうが、子どもをよく観察してもらえたり、学生講師の場合は大学生活の行事などと重なるかもしれないと思い、プロ講師の塾を探しました。
<参考サイト>
ネット上にたくさんサイトがあるので、好みの比較サイトを見つけてもらえればと思うのですが、一応、私が参考にしたサイトご紹介します。
実際に体験して、「オンライン教師」のメリット、デメリットとは?
メリット
・送迎がない。
塾が遠い場合は、駅やバス停まで連れて行ったり、夜遅い時間には迎えに行くなど、毎回の送迎時間もかなりかかります。それがゼロ時間!パソコン、教材等の準備で約5分ほどしかかからないので、時間の節約に効果大!
・親が授業が聞ける。
塾での授業内容は子どもからの感想、先生からの授業報告からしか知ることが出来ませんが、オンライン授業は親にも聞こえるので、何を面白く感じているのか、理解出来てないのかを直接知ることができました。
・塾のお弁当を作る必要がない。
周囲でほぼ毎日作っている話を聞いて大変さを感じていたので、個人的にはとても魅力邸なメリットに思いました!
・大人との1対1の会話のため、敬語を学べる。
これは思わぬ副産物というのでしょうか。大人との会話で、「です」「ます」をつけて意識的に話すようになり、丁寧語を使う良い練習になると思いました。
・授業終了後にすぐに授業報告がある。
授業後すぐにメールでの授業報告があり、宿題とともに子どもの苦手な分野などを知ることができました。
デメリット
・教材を多く印刷するため、プリンターが必須。
教材がPDFの場合、教材全部を印刷すると数百ページになり、印刷用紙やインクの減りが早いのではと思いました。※教材を郵送してくれる塾(教材費+郵送料の費用負担あり)もあります。
・子どもの態度を親が時々チェックする必要あり。
子どもが雑談を多くしたくなってしまう時があり、その時は、横から身振り手振りで「授業に集中!」と合図しました。
・ネットが突然つながりにくくなる時がある。
Skype、ハングアウトなどを使用しましたが、時々切れて授業が中断することがありました。
・オンライン授業の間は、家族全員静かに過ごす必要。
体験はリビングルームで行いました。学年が高くなれば、一人で行うことも出来ると思いますが、我が家の場合は、指示された教科書のページが分からない時などに手伝うため、親の近くで行いました。その際、子どもがヘッドフォンを嫌がったため、全員おとなしくして過ごすことに。ちょうど夕食の時間だったため、お皿の音などに気を使いました。
・国語(漢字の書き順、はらい)、算数(計算)を細かく見てもらうことが難しい。
パソコンやタブレットのカメラでは少し細かいところが見づらいように思いました。親が別途、書き順やひっ算などを確認する必要があるのではと感じました。
※塾によっては、書画カメラを使用し子どもの手元をチェックしてくれるところもあるようなので聞いてみると良いと思います。
さらに、1対1の「オンライン教師」のメリットをもう少し!
1対1だと、訪問の家庭教師という形もありますよね。(コロナでは難しくなったように思いますが。) その比較がこちちです↓
以前、家庭教師も体験したことがあるのですが、「掃除やお茶の気遣い」は納得です。前日からなんとなく気持ちが落ち着かず、当日は掃除を一生懸命してみたり、当日の気候でお茶は熱い方が?冷たい方が?、お茶菓子は必要?不要?と悩み、あたふたしてしまいました。
話がそれますが、家事代行サービスがそこまで流行らないのは、金額だけじゃなくて、こういう頼む側の心情的に気軽に招けないというのもありますよね。(気を使わなくていいと言われても気にしてもという。。。)
このように招くことでの気遣い、交通費の負担が発生しないのも「オンライン教師」のメリットだと思います。
今まで、
- 通塾
- 集団のオンライン授業
- 訪問の家庭教師
- 1対1のオンライン授業
いろいろ体験しましたが、「塾は絶対通うもの」と勝手に思い込んでいたところもあり、「オンライン講師」というのは新しい学び方だなあとしみじみ思いました。なにより、「お弁当なし、送迎なし」はかなり魅力的です!
もし塾通いを検討されていましたら、選択肢の一つとして、ぜひ「オンライン教師」も体験をしてみてはいかがでしょうか?