私の大好きな!ニッセイ基礎研究のレポートから。
「兼業主婦理想の男性」= イクメン・家庭に協力的な男性、という誤解
について、納得できる文章で書かれてたので、ご紹介。
兼業主婦希望というのは、単に世帯収入を二人ともで担いましょうという話であって、家事育児の分担も二人で担いましょうというのと=ではないよ。
という、あ、たしかにそうじゃん!という結論。
載ってるたとえも紹介しておくと、
パートナー女性に働いてほしいという希望の男性=「僕も家事や育児を担います」
は成り立たない。なぜかというと、
「僕も家事や育児を(あなたといっしょに)担います」
も
「僕は家事や育児を担いませんが、家事代行サービスなどをフル活用し、あなたも家事や育児を担わないようにしましょう」
も
「僕は家事や育児を担いません(あなたは働きながら家事育児を一人で担ってください)」
も、ありえるんですよね。
これは面白い。
もうひとつ別のたとえ。
専業主婦が理想です、という女性=「男性は家事や育児をしないでよい」
も成り立たない。こちらもなぜかというと、
「男性は家事や育児をしないでよい」
も
「男性は家事や育児をしないでよいが、私も家事や育児をしない」
も
「男性は(働くだけでなく、私とともに)家事や育児をしないといけない」
も、ありえるんですよね。