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ミニピクニックやパーティで、子どもと異空間「対話」を!

子持ち夫婦共働きの妻担当

先週、「家事を見直し、時短を目指す!」という目標で動いたことで、子どもと話す時間が少し増えたと同時に、自分自身が子どもとの関係を振り返ることが出来ました。

振り返りのなかで、最近、子どもに問いかけた言葉を思い出してみました。

どんな言葉を多くかけていたかというと、

  • 「宿題は終わった?」
  • 「宿題いつまでに終わらせなくてはいけないの?」
  • 「プリント提出した?」など宿題に関わること。
  • 「本出しっぱなしだから片付けて!」
  • 「洋服をちゃんと洗濯機に入れて!」
  • 「遅刻するから、早くご飯を食べなさい!」
  • 「目が悪くなるから、ゲームやテレビを見る時間を減らして!」

という生活に関わること。
殆どの言葉が「命令」的なことばかり。

少し客観的に見てみようと、

  • 親が子どもの世話をするの約18年間と考える時に使い方として充実しているか?
  • 将来の親と子どもの関係はどうなるのか?

と自分に問いかけてみました。

結果は、もし自分がこういう親だったら、一緒に過ごしているのは嫌だなあ。大人になってもガミガミ言われるのかあという気持ちになってしまいました。

かなり「マイナス評価」、、、

今何が足りないのかを考えると、「命令を発信(親)→ 受信(子ども)」ではなく、もっと「対話」をして発信(子ども)を増やしたほうが良いと感じました。

親子でも、他人であっても信頼関係を築くというのは、「一緒に過ごす」時間だけではなく、「対話する」時間が多く必要なのではないかと思っています。

そうだ、公園で「対話」をしよう!

対話が大事と気づいた私は、外に出ることにしました。理由は、家で「対話する」というのはなかなか難しいと感じたからです。

家にいると洗濯物、キッチンなどが見えることで視覚的な拘束が出てしまい、親自身が対話中もあれもこれもやらなきゃと気になってしまいがちですよね。また、子どももテレビやゲームなど電子機器を見えると遊びたくなってしまうので、物理的な距離をとりたいという思いもありました。

ただ今は、コロナのために外に出かけるということはなかなか難しい時期。

あまり人が多くならない時間帯を見計らって、一緒に公園に出かけることにしてみました。

持ち物は、

  • レジャーシート
  • 上着
  • 飲み物
  • 子どもが好きだと思うお菓子を一つ

※お菓子の種類を増やすと、食べることがメインになってしまいそうなので、1つだけ。

飲み物は、いつも公園に行くときは、水筒に水かお茶なのですが、今回は「ジュース」。普段の公園遊びと違って、少し「特別な時間」を意識してみようと思いました。

レジャーシートを持って行ったのは、公園のベンチは横向きが多いからです。横向きで話すと、お互いの目を見ての「対話」が難しく感じます。レジャーシートの場合は、お互いが向かい合っての「対話」がしやすかったり、また横向きで会話をしたり、子どもがのんびり寄りかかってリラックスしたりと、色々な姿勢でいられるのでいいと思います。

では、実践!

たまたま、周囲に遊んでいる人たちがいなかったため、人目を気にすることなく、ゆったりと過ごすことが出来ました。そこでは、学校でこんなことあったよとか、体育でお友達同士が喧嘩したんだけど、あとで仲直りしてたよとか色々話をしてくれました。ひと通り話し終わると、(特にボールなどの遊ぶものを持ってきていなかったので)自分からじゃんけんしようとか、寝転がって、お菓子をつまんだりしていました。

もし同じ位の年齢の子ども達が多く集まっている場合は、少し住んでいるところから離れた公園も良いかもしれません。「お友達に見られたら、親と一緒にいるのが少し恥ずかしい」とか「人目を気にして、言いたいことが言えない」などの意識がなくなるのではと思います。

時間は1時間程度でしたが、「楽しかったね!」という共通の気持ちと共に、親としても「子どもと向き合える時間が作れた」という充実感をふと感じました。(自己満足かもしれないですが。)

夕食の準備はもちろん、早朝のお弁当作りの際に、夕食の準備(ホットクックでカレーを作る)をしておいたので、心配せずにすみました。

自然の中で、だいぶ葉っぱが色が変わってきたねと季節の変わり目を一緒に感じたり、お友達とどんなこと話したりするの?とたずねてみたり、家での炊事洗濯やテレビなどの電子機器に遮られることなく、向き合える時間を作れて良かったなあと思います。

子どもも、「ミニピクニック」楽しかったと喜んで帰ってきました。

もちろん、外に遊びに行きづらいこともあるので、家でのパターンも作りました。

いつも食事をしている場所から離れたところで、レジャーシート(室内用)やタオルなどを敷いて(空間を意識的に変えるイメージ)、トレーにジュースやお菓子を置き、床に座って、一緒におしゃべりしたり、食べたり飲んだりします。

少し行儀が悪く感じるかもしれないですが、異空間を感じられて、子ども的にわくわくするみたいです!これを、我が家では「ミニパーティ」と呼んでいます。

家の中にダンボールで秘密基地を作ったり、テントを広げてみたりしたことある人いると思うのですが、なんかそんな感じです笑

「ミニピクニック」、「ミニパーティ」どちらも、ちょっとした特別イベントに感じられて面白かったようで、先日は自分から「ミニパーティ」しようと、自分で飲み物などの用意をしていました。

旅行など遠出が難しい時期ですが、近場の公園や室内での異空間を作ること、おすすめです。日頃忙しいと思いますが、意識的に向き合う時間を作って、お子さんと語り合う時間を少しでも作ってもらえたら良いなと思います!