先日は、「春は片付け!」と思い、部屋を掃除していましたが、今度は自分自身の時間(生活)を見直してみようと思いました。
最近の生活を振り返りますと、朝出かけて「さあ、家に帰ったら、掃除や料理など色々やるぞ!」と思うのですが、家に帰るとその気持ちがなくなることがしばらく続いていました。
また、周囲で「春から親子で検定試験を頑張るわ!」などと前向きな話を聞くと、とても刺激になり、「さあやるぞ!」という気持ちになるのに、やはり、家に入った途端に「やる気」を失うのです。
なぜなのでしょう?
やる気スイッチ
こういう気持ちになってしまうのは私だけなのかなと思い、ネットで調べてみると、
「Q.カフェ等で作業している時は大丈夫なのに、家に帰るとやる気がなくなって行動できません。私のやる気スイッチはどこにあるのでしょうか?」とあったりして、同じ気持ちの人もいたのだ!と、ほっとしてしまいました。
ああ、私だけではなかった!
また、記事の「家ではやらない、と割り切るのも一つの手」という言葉がより気持ちを楽にしてくれました。「家でやれる!」と思うから「自分が出来ないこと」に落ち込むのだなと理解することで、ふと心が軽くなりました。
なぜ家だとやる気スイッチが入らないのか
まず始めに、なぜ家でやる気がわかなくなるのか整理してみようと思い、メモに書き出してみました。そうすると、私にはこんな「ハードル」がありました。
- 家に帰って玄関に入れば、靴の汚れがある。→ 掃除をしないといけない気分になる
- 夕食準備をしようと、キッチンに立つと、流しにお弁当を作るときに使ったお皿やお鍋が散乱。→ お皿洗いをしないといけない気分になる
- 床に子どもの本や靴下などが散らばっている。→ 片付けをしないといけない気分にある
とにかく細々としたことが目に入り、それらをなくしていこうとすると、「自分が本来やりたいこと」が見えなくなり、たどり着けないことに気づいたのです。そして結局、自分がやりたいと思う勉強や読書などが後回しとなり、1日終わりに、今日もまた何も出来なかったと自己嫌悪に陥っていたことに気づきました。
やる気スイッチが入らないハードルを整理する
これらの「ハードル」をどのように整理できるのかを考えようと、
以下の手順で「行動を明確化」。
1.スマホ内のカレンダーを「週」単位に設定し、行動するたびに逐次メモ。
今まではスマホで「日」単位でしたが、24時間、1週間単位での行動を自分でしっかり理解しようと思いました。
- 玄関の掃除
- お皿洗い
- 部屋の掃除
- 洗面所の掃除
- アイロンがけ
- 子どもの宿題確認
- 学校からの手紙の整理
など細かく行動を書いて、1時間ごとに何をしているかを「見える化」。
2.帰宅後、玄関で靴を脱ぐ前に今日やるべき作業を書き出す。
玄関のところで、靴を脱いでしまうと、「家」モードになり「やる気」が低下してしまいそうなので、靴を脱ぐ前に「その日の中で家事など絶対にやるべきこと」を箇条書きでメモしました。もちろん、電車やバスの中でも良いと思いますが。
※ToDoListに書いて、チェックするのも良いと思いますが、Googleのメモに書き込んで、作業が終わった時に自分の好きな形、◎とか☆、スマイルマークなどをつけていくほうが、楽しい感じがして、私はその方法を取っています。
3.靴を脱いだら、メモした項目を出来るだけ片付ける。
例えば、夕食の食材を切る、お米を研ぐ、子どもの宿題チェックなど、片っ端から終わらせていきます。
4.玄関掃除やアイロンがけなど「ハードル」となっている家事を行う。
1~4の手順で行っていくと、
「その日の中で家事など絶対にやるべきこと」を行ったという「達成感」「ハードル」を一つずつこなしたという「満足感」を得ることができました。
そして、その結果、何をやるかを迷わないので、空き時間が増え、読書などの時間を少しずつ作れるようになってきました。
やることを決めることが解決に繋がる
その日にすることを「迷わない!」 = 「空き時間が増える」ということを身をもって体験した感じがしました。
数日前、子どもに、「写真を撮りすぎてiPadのストレージがいっぱいだから、減らしてね!」と声をかけたことをふと思い出しました。
「機械」だけではなく、自分自身の1日、1週間の容量の見直しも必要だなあと。
もし、家に帰るとやる気がわかないという方がいらっしゃいましたら、ぜひ試して頂けたらと思います。
育児をしながらの毎日は本当に忙しいと思いますが、少しでも「空き時間」が増えたら良いなあと思います!