最近、知人から「ドラゴン桜2」実写版が面白いよ!という話を聞きました。私はまだ見ていないのですが、人気みたいですね!
私は、子どもが勉強することのヒントがあるかなと思い、マンガのほうは親子で読みました。子どもにはあまり響いていなかったようですが、私自身は「勉強方法がここまで進化しているんだ!」と感じました。
マンガでは、特に二つのことが印象的でした。
一つ目は「ITを活用する新しい勉強法」
具体的には、「スタディサプリで勉強する」ことです。私も受講経験があるのですが、特に関正生先生(講師紹介(関 正生)|スタディサプリ (studysapuri.jp))の授業は、英語が苦手と思っていても「英語って面白いんだ!」と思えるような内容でした。通塾しなくても、家で楽しい授業が受けられるのだと感動しました。
二つ目は「日々大きく変化する新しい社会に備えるための言葉の使い方を変える」
具体的には、主人公である桜木健二先生が、
「今後、二度と「頑張る」、「必死」「がむしゃら」「必死」とは言わない」ようにと生徒に話していました。理由は、「頑張るとは、精神的興奮で課題克服を図ろうとする勢いだけの感嘆符でしかない。」から。
「1教科だけ頑張ればいいの?」
「全教科頑張らないといけないの?」
「問題集1冊終われば、頑張ったことになるの?」
「全教科の問題集を解き終わらないと、頑張ったことにならないの?」
など、親子でいろいろ疑問がわいてきますよね。
大切なのは、
「「なんのために何をするか」を常に考えること。」なのだそうです。
マンガの中では、
「東大合格するために」「スタディサプリを勉強する」
というように、具体的な内容を話すことが必要だと書いてありました。
私自身、子どもに「頑張って勉強しようね!」「もっと必死になって勉強しないとテスト受からないよ。」と当たり前のように曖昧なことを言っていたことに気づきました。そして、親と子どもで共通認識をもてるよう話し合い、頑張ることでの「ゴール」、「問題集1冊をやりきる」など内容を明確にすることが大切だと感じました。
家庭の10か条
さて、つい先日、「ドラゴン桜2」をキーワードに色々記事を見ていましたら、興味深い記事がありましたので、そちらもご紹介したいと思います。
『ドラゴン桜』を見てわかった、子どもを東大に合格させる「家庭の10ヵ条」(モーニング編集部) | 現代ビジネス | 講談社(1/3) (ismedia.jp)
記事のなかでは、東大を目指すのであれば、子どもだけではなく家族にとっても「一大プロジェクト」。だからこそ「東大合格必勝法 家庭の10ヵ条」を実行することで、安定した日常を維持し、子どもの精神を安定させることが必要とありました。そして、親は安全な道を行かせたくて口をはさむのではなく、子どもの挑戦を見守り、応援をするべきだと。
「子どもが人生の大勝負をかけるとき、親も腹をくくらねばならない。しかし、それはくくるだけだ。なにもできないし、なにもしてはいけない。自分で立てた目標まで歩んでいく姿を、見守るしかない。」
『ドラゴン桜』を見てわかった、子どもを東大に合格させる「家庭の10ヵ条」(モーニング編集部) | 現代ビジネス | 講談社(3/3) (ismedia.jp)より。
まだまだ子どもが幼いので、私もつい口を出してしまっていますが、もう少し大きくなったら、子どもの意思にゆだねられるようになりたいです。これが、とても難しいのですが。
さて、この10ヵ条、「ドラゴン桜2」の5巻に書かれており、期間は「1年間」とありました。さっそくチェックしてみると、我が家は当てはまらないことばかりで、ショック!
当てはまらなかったもの
1. 一緒に朝ごはんを食べること
最初から、つまずきました。お弁当を作ったり、自分の身支度をしたりしている間に、子どもがご飯を食べるという状態です。
3. 適度に運動させること
コロナ渦の状況を加味しても、1週間を通して、体を動かすことが少ないです。
6. リビングはいつでも片づけていること
テーブルを見るとマンガやドリルが散らばっています。
10. この10ヵ条を父親と共有すること
夫はマンガも実写版も知らないので全く共有できていません。
と、4つ取り上げただけでも、我が家の現実はかけ離れたものでした。
なんとか家で出来ていることと言えば、3つ。
当てはまったもの
2. 何か一つでも家事をさせること
子どもが嫌がりますが、自分の食器を朝と夜できるだけ洗うようにさせています。
5. 体調がわるいときは無理させず、やすませること
体調に関しては、コロナのこともあり、注意深く見ていると思っています。
8. 夫婦仲をよくすること
いつも仲良くは無理です。でも、なるべくケンカは子どもがいる時にはしないようにしています。
チェックをして見て
子どもを東大に!というレベルとはかけ離れた、勉強嫌いで、ゲームやYouTubeばかり見たがる我が子。正直なところ、生活を安定させることが学力向上につながるならと藁をもすがる思いが強いです(笑)
「4. 毎日同じ時間に風呂に入らせること」「6. リビングはいつでも片づけておくこと」は、私自身が特に意識しないといけないもので、実践していくのが難しいなと思う項目でした。
色々なハードルがあり、現状はやっと3ヵ条の達成。10ヵ条まで叶うのはまだまだ先のようです。学力向上するかもと淡い期待とともに、出来たら1つずつ増やしてみたいなと思っています。
もし、ご興味がありましたら、「ドラゴン桜2」のマンガや実写版をご覧になってはいかがでしょうか。また、私たちのように「子どもにもっと勉強してほしい。」と思う方がいらっしゃいましたら、「東大合格必勝法 家庭の10ヵ条」一緒に挑戦してみませんか?
子どもが自分に対して「もっと頑張らなきゃ。」と言い聞かせることも、親が子どもに「勉強をもっと頑張りなさい」と伝えることなども、漠然とし過ぎているということに改めて気づかされました。
具体的な目的と、具体的な対策(やること)を決めることから始めたいと思います。