夏休み中、お子さんの睡眠時間きちんととれていますか?
夏休みが始まってからすぐは、私自身も子供の夏休みに引っ張られないように「ちゃんと生活リズムを意識しなくては!」という緊張感があり「早寝、早起き、朝ごはん」を心がけていました。ところが、日にちが経つうちに、子供もですが、私自身にも気のゆるみが生じてきてしまいました。
ずれていく子供の就寝時間
例えば、子どもが1日の中で、昼間の時間に設定している「夏休みの宿題」の時間を、どんどん後回しにしていき、急に夜に勉強すると言い出しました。親としては、自分からやると言ってるし、宿題を終わらせてほしいという欲が先にきて、勉強させてしまいました。結果、勉強は終わったものの、寝る時間が遅くなるという結果に。
他にも、子供が就寝時間を過ぎても、テレビ番組を見続けてしまったり、親子で色々おしゃべりをしているうちに、 子供が寝る時間が22時、23時になってしまうことが増えてしまいました。その結果、ついに、先日、子どもが風邪をひいてしまいました。
子供の風邪で、はっとする
子どもには「たくさん寝ないと、風邪ひいちゃうよ。」と言ってはいたのですが、私自身の促し方や行動が伴っていなかったなと反省しています。
そのことを裏付けるような記事がありました。
睡眠中には、さまざまな生体機能が作用します。睡眠の質が悪かったり、時間が不足していると、その機能がうまく働かず、抵抗力や免疫力が低下してしまう恐れも。
とあり、まさしく、抵抗力や免疫力が低下し風邪につながったのだと思いました。
また睡眠時間に関しては、世界と比べて、日本の子どもたちは睡眠時間が短いことも指摘されていました。睡眠時間が短いことは、心の発達や学力、運動神経や肥満にも大きく関わるのだそうです。別の記事をご紹介します。
心の発達の具体的な例として、「自己肯定感への影響」について記載がありまして、「日本人の気質の問題とか、教育の影響とかいろいろ言われていますが、世界と比較しても、日本の子どもたちは遅寝で、睡眠時間が不足している影響も大きいのではないでしょうか。」とのこと。
望ましい睡眠時間はどれくらい?
では、どのくらいの睡眠時間が必要なのかというと、栄光ゼミナールの記事を紹介します。
あなたの家庭はいかがでしたか?我が子の睡眠時間は、明らかに足りていませんでした。また、26歳~64歳でも、望ましい睡眠時間は7~9時間とのこと。個人的には結構必要なんだなあと驚きました。でも、仕事や育児をしていてはなかなか難しい感じの数値のようにも思います。。。
表を見て我が子の年齢的に、10時間前後は確保できるような生活リズムに戻していかないといけないなと思い、どんな方法が良いかなと検索していると、私にとっては良いアドバイスが見つかりました。
厚生労働省が解説しているWEBサイトなので、情報も信頼できると思います。
子どもの睡眠 | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)
「早寝・早起き」ではなく「早起き・早寝」から始めましょう。まず1週間、頑張って早起きをさせましょう。そして歯磨きでもしながらベランダに出て日光を浴びる。それが無理なら窓辺で顔を戸外に向けるのでも結構です(室内方向を見てしまうと体内時計の時刻合わせには不十分です)。
1~2週間ほども続けると子どもたちの体内時計は徐々に朝型に変わり、早起きの辛さは減ってきます。早起きさせた分の睡眠時間は早寝になった分で取り返せるでしょう。早起きから始めることで、太陽と朝食を効果的に使って体内時計の時刻合わせを行うわけです。
ただしくれぐれも週末の寝坊には注意してください。お昼近くまで寝坊してしまうと体内時計が一気に遅れ、1週間分の苦労は水の泡になってしまいます。
非常に具体的なやり方が書かれていますので、我が家も情報を参考に、「早起き」を続けて、きちんと睡眠時間を確保できる生活に戻していきたいと思います。また、このやり方じたい、子供だけでなく、大人にも適用できるものだと思いますので、親も子供も、もし、夏休みなどで生活リズムが崩れてしまって困ったなあという際に役に立つと思います。
ぜひ参考になれば嬉しいです!