アメリカの研究結果で
「『稼ぎ』によって男らしさ・男性の権威を表現することができない夫が、あえて家事をしないことで男性役割を維持しようとする」
というケースが確認されてるようです。
ん?稼ぎが少ないならその分家事育児をよりするはずじゃ?と思うんですが、そこが性別分業的な考え方が強いと違うんだというのが記事の話。
夫の価値は家の大黒柱として安定期にしっかりとした収入を得ることという社会では、その価値の代わりに何か別のやり方で家に貢献すればいいのですが、なぜかない価値を権威誇示する側に回ってしまうと。
じゃあ、この人たちが仕事で活躍し価値を発揮すれば、家で無駄に価値を誇示する必要もなくなるので家事育児に協力するようになるか?というと、もちろんそうではなく、結局のところ、性別分業的な意識という根のところをなんとかしないとダメなんですよね。