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子供とお金の教育

Yietoブログ編集担当

最近、よくテレビやニュースで「投資」の話を目にしませんか? 10月に消費税増税予定とか食料品の値上がりなどを目にすると、個人的に「お金の運用」に関心がいっているのかもしれませんが・・・

ちょうど先月(2019年1月8日)放送の「教えてもらう前と後」(毎週火曜日8時~)に、投資家の村上世彰さんが出演していました。
村上ファンドで有名な方ですね(ちょっと昔ですが)

「お金に困らない子どもの育て方」をテーマにした勉強会を開催したり、「いま君に伝えたいお金の話 」という本で子どもにもお金をきちんと理解してもらいたいと思っている村上さんのお話、とても興味深かったです。
番組の内容は、お金に強くなる方法「3つ」を紹介する形になってまして。

・その1:今すぐ住宅ローンを子どもに伝えよ
家族にとって一番大きな借金であり、返せなくなると子どもにも影響があるので、具体的な数字で把握させるのが良いそうです。(持ち家でない人はひと月の給料や家賃)
金額が100、200円じゃないので、そもそも想像できるのかな?とか思ってしまってました。

・その2:お金に強くなるには値札を見よ
モノの値段を考え、また高い安いだけではなく、どうしてその値段がついているのか理由を考えると良いそうです。
番組の例では、「サンマを食べる時になぜ高いのか→たくさん獲れていないのでは?→その獲れない理由は海流のせいかもしれない」という連想ゲームのように考えることで、お金に強くなる脳が鍛えられるという紹介でした。
子供を連れてスーパーに行って、この値段は高い!安い!とか話したことはあっても、理由までは、、、深く掘り下げることが重要なのだと実感。

・その3:外食したら必ずお代を当てあう
「高い店は雰囲気もサービスもいい。雰囲気にはお金がどのくらいかかるのか」などと考え、代金を当てることで、食べるもの以外の雰囲気やサービスにも価値があって、それが代金に反映されることを意識し、お金の対価を真剣に考えるようになるそうです。教育効果として「子ども自身が費用対効果のあっている店に行きたがるようになる」のだとか。いわゆるコスパですね。

番組の最後に、村上さんが「お金をうまく利用し、貯めるだけではなく使うことも考え、お金が循環することがベスト」という言葉が印象的でした。
この番組を機会に、「子どもだから分からないので、お金の話をしてもしょうがない」ではなく、積極的かつ具体的に話をすることの大切さを感じました。現在は、どうしてこの値段なのかな? 外食をすると「全部でいくらでしょう?」というクイズを出すようになりました。
(その1はちょっと話す側(親)のハードルが高くて、まだ躊躇してます。。。)