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家事は二人で一緒にやるのがオススメ!

小沼 光代

突然ですが!家事は二人で一緒にやるのが絶対にオススメです。
そう、結婚式でやった人も多いであろう「ケーキ入刀」のように。
(二人で一本の包丁を握る必要はないです、ちなみに)

自分が家事をやっているときにパートナーがゴロゴロしていると、なんか・・・なんとなく・・・イラっとする、というか「なんで私だけ!?」感が強くなりがちではないでしょうか。

この不公平感は、家事分担の割合がどうであれ発生しうるのではないかと感じています。

実際の分担割合ももちろん重要なのですが、この不公平感が軽減できるだけで、ストレスもだいぶ変わってきます。

私は料理を始める時、夫に「今、手、空いてる?」と声をかけます。もちろん、明らかに忙しそうな時は声はかけません。なんとなく、暇そうだな、とかそういう時が中心です。

「空いてるよ」と言われたら「じゃあちょっとこっちきて〜。私が野菜を切るから、切った野菜を炒めて」と誘い、一緒にやってもらいます。

こういう風に一緒にやると、自然に、調味料の場所や料理の工程がわかるようになってもらえて良いのですよね。

料理に限らず、例えば、私が食洗機で洗い終わったお皿を食器棚に片付けて、その間に夫がシンクにたまってある使用済み食器の予洗いをしたり、乾いた洗濯物を人別に仕分ける係としまいに行く係に別れたり。同じ家事を一緒にやるのではなく、一方が食事を作りその間にもう一方が部屋を片付けるなど、別の家事を並行して行うこともあります。

「家事を教える」となると、教える方も、教えられる方も身構えてしまいがち。それよりは、一緒にやりながら自然の流れの中でいろいろと覚えてもらう方が、お互いにストレスも少ないはず。だから最初は「同じ家事を一緒に」が良くて、慣れてきたら「違う家事を同時に」が良いと思っています。

ちなみに、やり方が違ったりした場合も「こういう風にやったほうがいい」というような柔らかめの説明を心がけています。それは「夫はおだてましょう」とか「男性のプライドを云々」ということではなくて、人が人に接する時のマナーとして考えています。

相手が家族だとつい「違う!そうじゃない」なんてきつく言ってしまいがちですが、職場の後輩に助言をする時に使わないような表現や口調は、相手が家族であっても良くないと思うので、気をつけたいところですね。