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完全栄養食「COMP(コンプ)」で始める料理タスクの手抜き

Yietoブログ編集担当

そもそも完全栄養食とは?

COMPは、最近、完全バランス栄養食とも言ってますが、「必要な栄養素のすべてがひとつ」になって、それだけ摂取していれば、バランスのいい健康的な食生活ができる食品のことをいいます。

その必要な栄養素やバランスは、誰かが勝手に決めてるわけではなくて、厚生労働省が、どんな栄養素をどれだけとるのがいいか基準を発表しているんですね。
このため、ある種のお墨付きが与えられてるイメージがもたれる面もあります。

完全栄養食は、食ですが、ようは栄養素がバランスよく摂取できればいいので、一般的にイメージされる食の形でなくてもかまいません。
水のように水分で飲むタイプや、固形物のタイプなど色んな形状で摂取可能というのも一つの特徴でしょう。

なぜ完全栄養食をとりあげるのか?料理タスクを楽にできるから!

家事、育児を楽にしようという流れは現在も継続してあり、家事家電や、家事代行など新しい商品やサービスが生まれたりしています。

食の分野でも、ヘルシオ ホットクックのような材料を入れたら、あとは調理をしてくれる家電がヒットしたり、オイシックスやコープなどの最終調理をするだけで料理が完成できるミールキットが売れたりと、新しい動きがあるものの、ただ、普通の料理はするものとして残ってるのが現状です。

特に料理というタスクが大変なのは、一つのタスクに4つのタスクが含まれるから

まず、何を作るかを考えるところからはじまります。これはただ単に今食べたいもの好きなものを作ればいいということでないことを意味します。
健康バランスがよいか、最近同じ料理を作っていないか、冷蔵庫の中にあるストックは何か、何か賞味期限が切れそうなものがないか(あるならそれを使う前提で考える)、値段が高くなりすぎないか(野菜など値段の上下を意識しないといけないものもあります)、子供がいるなら子供が食べるか食べられるか、などなど複合的な要素を考えた結果、何を作るかを決定します。
実際に調理することよりも、この考えることが最も大変という声を聞かれるくらいです。

その後は、イメージしやすいかと思います。

必要な食材、調味料の用意(購入) > 調理 >片付け

という流れになりますね。
見てもらった通り、料理という一つのタスクには、実は4つのタスクが含まれていることがわかります。

大変なタスクです、ですが、その分、手抜きをすることの効果が大きいタスクでもあるんですね。
手抜きをしがいがあるタスクとも言えると思います。

COMPは日本の元祖完全栄養食

世界的な完全栄養食の元祖としては、2013年からこの分野を立ち上げたアメリカのソイレントが有名だと思います。
ただ、ソイレントはアメリカとカナダのみでの販売されだったため、日本に完全栄養食品という食品が誕生するのは2016年にCOMPが販売を始めるまで待たなければなりませんでした。

当時、ソイレントを羨ましく思っていた私は、COMPの登場がすごく嬉しかったのでした。

今でこそ、麺やパンといった日常的な食品で完全栄養食を実現するBASE FOOD、All-in-PASTAで参入した大手の日清食品、イギリスのHuelといったライバルが登場しているものの、最初期は日本でCOMP以外の選択肢は存在しない状態だったのです。

そういう意味で日本国内において元祖であり、実績においては他社に先んじていると言っていいかと思います。

COMPの商品の特徴

COMPは、
・COMP POWDER(粉タイプ)
・COMP DRINK(水タイプ)
・COMP POWDER(グミタイプ)
以上、3つの商品タイプで完全栄養食品を販売しています。

COMP POWDER(粉タイプ)

COMPの中でも最初に販売されたのがこの粉タイプ
コスパ的に他よりもよく、定期的に摂取するのであればこれを選ぶことになるのかな?と思います。

1PACKに400kcal分の粉が入った一回使い切りタイプのものと、4000kcal分の粉が入った何度も使うタイプの2種類があります。
4000kcalのほうは、当然目分量になってしまうので、プロテインでよくあるスコップを使って、適正な量を取り出して使うようにします。

どう考えても、400kcalのほうが使いやすいよねと思うのですが、その分若干高めに設定されています。

基本的に水で粉を溶かして飲む、まんまプロテインですが、わかりやすいですね。
水以外でもお茶やコーヒーなどに溶かすことで、自分の好きな味に変えて楽しめるといいうのも利点の一つだったりします。

COMP DRINK(水タイプ)

COMP POWDERは自分で粉を水に溶かし、飲めるように調理する必要があります。
その調理過程を省いたのがこのCOMP DIRNK。
牛乳パックのようなパッケージで、一パックに1,000ml(1,000kcal)が入っています。

調理済みということは賞味期限短そう?と思ってしまうのですが、以外にも製造日より6ヶ月確保されてたり、使い勝手のいいタイプです。

その分、COMPの製品群の中で最も高価であるという状況です。

COMP GUMMY(グミタイプ)

COMP製品群の中でも変わり種なのが、このグミタイプ。

とはいえ、別にネタ要素でもなんでもなく、あのUHA味覚糖との共同開発という力の入れようで、完全栄養食品の新しい摂取方法を提案しています。

COMPで摂取できる栄養素

COMPは完全栄養食品として、厚生労働省の定める日本人の食事摂取基準を満たす栄養バランスが自然と取れるようになっています。

栄養素/商品POWDERDRINKGUMMY
エネルギー733kcal733kcal733kcal
タンパク質27.5g27.9g27.5g
脂質24.4g24.2g23.8g
─飽和脂肪酸1.6g3.2g
─n-3系脂肪酸2.3g2g2.6g
─n-6系脂肪酸4.5g5.4g9.5g
炭水化物108.7g108.5g108.1g
─糖質100.8g101.2g99g
─食物繊維7.9g8.1g9.2g
ナトリウム434.7g
(食塩相当量)1.2g1.1g1.3g
ビタミンA384.8μg384.8μg384.8μg
ビタミンB11mg1mg0.9mg
ビタミンB21.2mg1.2mg1.1mg
ナイアシン10.8mg11mg11mg
パントテン酸4mg4mg4mg
ビタミンB61.1mg1.1mg1.1mg
ビオチン24.9μg24.9μg25.7μg
葉酸120μg120.2μg119.1μg
ビタミンB12 2μg2μg2μg
ビタミンC83.4mg83.6mg82.5mg
ビタミンD4.6μg4.6μg4.6μg
ビタミンE5.2mg5.3mg5.3mg
ビタミンK74.9μg74.8μg75.1μg
カルシウム339.9mg340.1mg339mg
クロム6.6μg6.6μg25.7μg
0.6mg0.6mg0.5mg
ヨウ素86.7μg86.5μg86.1μg
5.7mg5.6mg5.1mg
マグネシウム160mg159.8mg159.4mg
マンガン1.9mg1.9mg1.8mg
モリブデン83.4μg83.6μg12.8μg
リン374.7mg374.6mg403.2mg
カリウム1166.2mg1166.2mg1273.6mg
セレン13.9μg13.9μg14.7μg
亜鉛4.4mg4.4mg4.4mg

※一日2,200kcalを摂取する場合が必要と想定した場合の1食あたりの摂取栄養量を記載しています
※商品ごとの差異の大きいセルは黄色にしています

実際のところ、グミとそれ以外とで、微妙な差はあるのですが、上記の基準は満たしているので、栄養素を理由に、商品タイプを選ぶということは考えてなくてすむようになっています。

COMPの購入にあたって

購入場所

インターネット通販での購入になります。
色々なところで売っていますので、素直に公式HPから買うのがよいかと思います。

下記のように、特殊な状況でインターネット以外でも買う機会はあるようですが、あくまでもイレギュラーと考えたほうがよさそうです。

定期購入と通常購入

一回限りの通常購入と、定期購入の2つの買い方があります。

定期購入のメリット・デメリット

  • 通常価格から5%オフになる
  • COMP POWDER注文の場合、初回購入時に粉を液体と混ぜるためのシェーカーが無料でついてくる
  • 解約はいつでもOK

ということでデメリットがないので、一回のお試し購入のつもりでも、定期購入にしたほうがいいのではないかと思う次第です。
(解約忘れだけご注意ください)

定期購入の間隔は最大で90日(15、30、45、60、75、90日から選択可能)開けられます。
受け取りが面倒でまとめてうけとりたい場合は90日、部屋にあまりものをおきたくない場合などは15日にしたり、といった自身のライフスタイルに合わせての選択が可能です。

ちなみに送料も無料です。
※実際は、合計金額4,000円以上の場合のみ送料が無料ですが、定期購入の場合は、どれを選んでも4,000円を超えるので、自動的に対象となります。

賞味期限

間隔を長くした場合に気になるのは、賞味期限。
届いて1ヶ月とかで賞味期限がくるものが送られてきたりしないよね?という疑問もあると思います。
下記の通り、ちゃんと意識されてますので、その辺の心配いりませんね!

  • COMP POWDER 製造日より12ヶ月(賞味期限が4ヶ月〜12ヶ月残ってる商品が届く)
  • COMP DRINK 製造日より6ヶ月(賞味期限が2ヶ月〜6ヶ月残ってる商品が届く)
  • COMP GUMMY 製造日より10ヶ月(HP記載なし)

なので、一度に大量に頼んで、間隔をあけるというやり方もぜんぜんありです。
むしろそっちのほうがおすすめで、なぜかというと、、、次のコスパで解説します。

COMPのコスパ

コスパを下記の表にまとめましたので、みていきましょう。

COMPコスパ比較表

商品購入方法

一回の購入

一回の支払合計額1kcalあたりの金額1食あたりの金額

COMP POWDER
(小容量タイプ)

通常12¥5,000¥1.04¥764
定期12¥4,750¥0.99¥726
COMP POWDER
(大容量タイプ)
通常2¥7,000¥0.88¥642
定期2¥6,650¥0.83¥610
COMP DRINK通常6¥7,800¥1.30¥953
定期6¥7,410¥1.24¥906

COMP GUMMY

通常10¥5,000¥1.22¥917
定期10¥4,750¥1.16¥871

※2019/10/23調べ
※最もコスパが悪い買い方(一度に買う量を最小値にする)で計算しています。
※1食あたりの金額は、一日2200kcalを摂取するとして、その1/3の摂取に必要な金額を計算しました。

コスパの良いセルの背景色を黄色にしています。
1食あたり610円が最小値ですね。

どうでしょう?高いですか?普通の食事と考えると高いなと思う方が多いのではないでしょうか。
これがコンビニ弁当とかではなくて、完全栄養食なのだと考えると見方も変わってくると思うのですけども、、、と、その前に、一つ朗報です。
COMPは一度に買う量を多くすればその分安くなるという利点があります。
ボリュームディスカウントですね。
上記の表は、ボリュームディスカウントが効かない買い方でのコスパになります。

ということで、ボリュームディスカウントを最大限に効かせた場合=たくさん買ったときにどうなるかも見てみましょう!

COMPボリュームディスカウント最大時のコスパ比較表

商品購入方法

一回の購入

一回の支払合計額1kcalあたりの金額1食あたりの金額

COMP POWDER
(小容量タイプ)

通常96¥32,000¥0.83¥661
定期96¥29,980¥0.78¥573
COMP POWDER
(大容量タイプ)
通常16¥50,000¥0.78¥573
定期8¥24,700¥0.77¥566
COMP DRINK通常48¥62,400¥1.30¥953
定期24¥29,640¥1.24¥906

COMP GUMMY

通常80¥39,000¥1.22¥894
定期40¥18,525¥1.16¥849

※2019/10/23調べ
※最もコスパが良い買い方(一度に買う量を最大値にする)で計算しています。
※1食あたりの金額は、一日2200kcalを摂取するとして、その1/3の摂取に必要な金額を計算しました。

こちらも、コスパの良いセルの背景色を黄色にしています。
1食あたり566円が最小値になりました。
ので、ボリュームディスカウント前の最小値と比べて、44円も下がってることになります。

また全体的にけっこう下がってますね。
特に利用しやすい、COMP POWDER(小容量タイプ)が、がっつり下がっているのがありがたいです。
COMPとしてもそれだけボリュームディスカウントを意識してるというのがわかるかなと。

ちなみにCOMP DRINKは、唯一ボリュームディスカウントがききませんので、注意です。

まとめ

色々見てきましたが、さて、どれをどのように買うのがいいでしょう?
買い方タイプによって違ってくるので、みていきましょう。

コスパ追求タイプ向けのPOWDER

最高のコスパを得るのは、1食あたり566円にできるCOMP POWDER(大容量タイプ)を定期購読するのが最善になります。

このコスパを得るためには一回の購入量が、1袋あたり4,000kcal×8袋=32,000kcal、これは14.5日分、つまり43.6食分の量でないといけません。

このため、定期購入の間隔を、すべての食事をCOMPに置き換えるなら15日、一日の1食だけ置き換えるのであれば、45日を選ぶなど、自分の摂取方法に合わせて設定する必要があります。

また、大容量タイプではいちいちスコップを使って摂取量を測る必要がありますので、1食あたり573円と13円高くなってしまいますが、COMP POWDER(小容量タイプ)を購入して摂取時の手間を減らすという割り切りもありだと思います。

ひたすら楽したいタイプ向けのDRINK

COMP製品において最も摂取が楽なのは、COMP DRINKだと思います。
POWDERと違って、自分で調理する必要がないですし、グミと違って噛む必要もなく、送られたきたのをそのまま水のように(はさすがに無理ですが)好きな量飲めばすむという点で。
ほんとに何もする気がおきない、そんな時にも活躍します。

また、水分も同時に摂取できるというのもメリットだと思います。
台風などの災害時にあると安心できます。

その分最安でも1食あたり906円かかってしまうので、日常使いとして向いてないのは否めません。

お菓子間隔で食べたいタイプ向けのGUMMY

1食あたり849円と、DRINKに近い高さがネックとなるグミタイプ。
POWDERも結局は水分として摂取することを考えると、このグミだけ他の商品から浮いている感じもします。

固形物なので、自然と噛んで摂取することになります。食べた感を最も感じられる製品でしょう。
また、外への持ち運び及び摂取が容易というのもグミタイプならではのメリットですね。
電車の移動中や、山登りなどのアクティブの携帯食などなど、他のタイプでは対応しにくい状況で活躍できる作りになっています。

最後に

それぞれの特色を活かして、POWDERタイプを日常使いとして摂取し、その他のDRINK、GUMMYを非日常時に使う、そういった使い分けもアリですね!

また、今回は一日の摂取カロリーを2,200kcalとしてコスパの計算をしました。
当然これは年齢や性別、運動をするしないなどによって変わってきます。
例えば、18〜29歳の女性で運動量が少ない場合は、1,650kcalで済んでしまいます。そう、となるとコスパも本記事で提示しているよりもさらに下がってくるんですね。
せっかくなので最安コスパを計算してみると、このkcalであれば1食あたり425円だったりします。
すごい!
自分が一日何kcal摂取が必要なのかは、COMP公式サイトで簡単に計算できるようになっているので、ぜひ、そちらで計算してみてください。

一日の1食、一週間のうちの週末のどちらかだけといった使い方でも十分だと思います。料理という複雑な家事から開放される時間をぜひ、体験してみてほしいですし、その時間をパートナーと自分のために、子供との時間のために使ってもらうことによる効果も実感してもらえたらうれしいなと思います。

参照
COMP公式WEBサイト