男女の行動や考え方の差異に着目した本は、すでにたくさん存在します。
その一つに新しい本が追加されました。
先日、出版された『だからモメる! これで解決! 男女の会話答え合わせ辞典』(男女のすれ違い検証委員会・著)についての記事になります。
普段の生活、育児をしているなかで、自分が言ったことに違う対応をした夫に対し、意味が伝わってないのかなと思ったことがあります。うなずいてくれる方もいらっしゃるのでは。
原因は男性と女性の「言葉」の捉え方が大きく違っていることなのだそうです。
あるある!と感じてしまう中身
記事の中で、例えば以下のようなことが書いてあります。
【手伝う】
夫「育児大変なんだったら、手伝うから言ってよ」
妻「手伝うってどういうこと? 二人の子どもなのよ!」「手伝う」という単語は、男性にとっては単にサポート意味しますが、女性にとっては「責任を持たない態度」と捉えられます。育児や家事について夫から、「手伝うよ」と言われると、妻は「無責任な姿勢」と感じてしまうのです。
これは、最近よく言われるようになっているので、だいぶ世の中に広まった気もしますね。私も「手伝う」と言われて、「あれ、育児というのは私個人ではなく夫婦二人の仕事だよね?!」と疑問に思うことがありました。記事と同様、私自身も「無責任な姿勢」だと感じていたのだと思い、納得!
【出かける準備】
男:自分の支度をすること
自分の支度だけなのですぐできる。基本的に待たされることは大嫌いなので、女性が遅いとイライラする。また、時間が読めないこともストレスになる。ただし、自分自身は必ずしも時間厳守というわけではない。女:自分と家族の支度をすること
出かけるにしても、男性より段取りが多く、準備に時間を要する。ゆえに、時間を守ろうという気がないわけではないが、守れないことが多い。
「出掛ける準備」の解釈については、あまりにも的を得ていると思い、読んでいても「本当にそう思う!」と大きくうなずいてしまいました。
そもそもで、子供がいない状態でも、それこそ結婚前とかでも男性よりも女性のほうが準備に時間がかかるのはわかると思うんです。化粧とかありますし。
その延長で、子供ができた後も女性=準備が遅い、おしゃれがあるからみたいに思いがちですが、そう言うことじゃないんだよ!というのをちゃんと伝えたい!
子どもが小さい時は、粉ミルク、哺乳瓶、水筒、オムツ、タオル、着替えなど用意するものが多くて大変。そんな時、夫から用意が終わってたからそろそろ出掛けるよと声を掛けられたときは目が点でした。
この時に、この辞典が欲しかった! 解釈の違いを理解できていれば、もっと別の伝え方が出来たかもしれません。
こういうのが発生するのはとっさだし、あまりうまく伝えることができないんですよね。。。
終わりに
例として掲載されてる例だけでもあるあるで楽しめてしまいますが、この本として目指すこととしては、夫婦の中をさらに悪くしたいとかそういう後ろ向きなことではなくて、誤解やすれ違いを減らすことなんですね
これ大事!
ということで、興味が湧いた方、ご夫婦でお互い言葉の理解が違っている?と感じてる方、↓の告知ページには、ここでご紹介したもの以外にも多数の事例が掲載されていますので、購入といかないまでも、一度見てはいかがでしょうか。
【書籍情報】
タイトル:『男女の会話答え合わせ辞典』
発売日:2020年2月21日
刊行:ディスカヴァー・トゥエンティワン
仕様:四六判・ソフトカバー/204ページ
ISBN:978-4-7993-2571-1
本体価格:1,200円(税抜)