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さかなクンの海洋プラスチック問題から、家事タスクを減らす商品開発に繋がる

子持ち夫婦共働きの妻担当


2月12日(水)、タレントで東京海洋大学名誉博士のさかなクンが、参議院国際経済・外交に関する調査会で参考人として意見陳述したというニュース。ご覧になりましたか。
(さかなクンのファンなので、テレビやイベントにいつ出演なのかなあとチェックしていまして。)

あの帽子をつけたままで国会にというのが話題になりましたが、もちろんそんなパフォーマンスをさかなクンがやりたかったわけではなく、魚に関する大事なことを訴えたかったんですね。

調査会の中で取り上げられていた問題の一つが、「海洋プラスチックごみ」でした。私自身、プラスチック製の食品トレーなどを捨てるときに罪悪感がありましたが、「環境に悪いのでは」というただ漠然とした意識からでした。でも、さかなクンが調査会で分かりやすく説明してくれたことで、知識が深まりました!

※意見陳述の詳細は、YoutubeのフジテレビのFNNチャンネルにて、動画配信されています。(2020年2月29日現在)

海に浮かんでいる海洋プラスチックごみは、魚、イルカ、クジラ、海ガメには、クラゲに見えるらしいのです。クラゲを食べるそれらの生物は、食べた後、海洋プラスチックゴミが食道につっかえたり、お腹がごみで満たされていくことで弱っていき、やがて死に至るとのこと。

また、その海洋プラスチックゴミは、更に小さく砕けていくことで、大きな生物でなくても食べてしまうのです。(いわゆるマイクロプラスチック問題ですね)
身近なところでは東京湾のカタクチイワシも食べてしまうことが明らかになっているそうです。
写真を見るとどれだけ小さい魚が食べているかわかるかと思います。

Honda釣り倶楽部より

このような海洋プラスチックゴミに関する問題提起がされるなか、日本、海外でのイベント開催時に使われるプラスチック製品を減らそうと、アサヒビールとパナソニック株式会社が植物由来原料を主原料とした「森のタンブラー」(リユースカップ)、丸繫製菓はじゃがいもでん粉を原料にした「e-tray」(食べられる器)を開発したというのが、今回ご紹介する記事。

タンブラーは現在、イベントでの配布が主なようで、ちょっと触れる機会が限定されますが、食物繊維由来原料を主原料にしていることで、プラスチックを減らすだけでない、「細かな凹凸が表面に施されており、ビールを注いだ際に持続性のあるきめ細かな泡をつくりだす」といった一つのタンブラー製品としての特徴も持っているとのこと。

JTB HPより

「e-tray」は、ハワイの「かき氷店マツモトシェイブアイス」ですでに利用されていて、ゴミの排出量が1/3にまで減ったという実績があります。
食べれるから容器ゴミが出ないということですね。

JTB HPより

写真で見てみると丈夫な紙容器な感じがして、違和感があるのですが、なんといいますか、、、あれですね、モナカのガワですね、これは!
モナカはガワと、中身のあんこをいっしょに食べることで、モナカとして成立しているわけですが、それを分けて食べると考えると、食べられる容器に餡が載ってるだけなわけで、容器が食べられるものかどうかって意外と受け入れられるんじゃないかな?って気がしました。

こちらは、森のタンブラーと違って、普通に私たちが買うことができます。
ネットショップで、えびせん、オニオン、むらさきいも、焼きとうもろこしの4つの味があり、個人で買えそうな8個入が600〜635円、業務用は60個で4,320円~4,584円で販売中。
あ、そうなんです、味によって値段がちょびっと違ってます。

もちろん環境にやさしいというのは大事なことではあるのですが、Yietoの「家事育児という大変なことに一緒に立ち向かう夫婦のサポートする」という方向から見ても、

  • 片付けの手間が減る
  • お皿を洗う必要がない
  • ゴミが出ないのでゴミを捨てる必要がない。ゴミが貯まる速度が遅くなる。

と、家事タスクを減らしていける可能性のある商品という点でも注目だと思います。

コロナウィルスが落ち着いてからの話にはなりますが、子供たち、親子で大勢集まるイベント時には、こちらの容器を使用することで、楽をしつつ!「なにこれー?食べれるの?おもしろーい!」の会話から、自然環境についてもさらっと話す良い機会になるのではないかと思いました!