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家事育児における様々な選択肢と、それを受け入れる社会へ

Yietoブログ編集担当

家事大変!あれやりたくないなぁなんて愚痴に、つい、こうしたらいいじゃん!と返す。

すると返ってくるのは、そんなのありえないよね、現実的じゃないよねという言葉。

社会が変化していく中で、常識が大きく変化していっています。
その中で、変えやすい常識もあれば、変えにくい常識もあり。

夫婦で家事を分担する、家事は手抜きをしてもいい、家電と家事シェア、家事代行を使う、そんな考え方は浸透してきつつあると思います。

やはり考え方が変わりづらいのが食事。

料理は聖域

料理は聖域です。特に、子どもの料理は。
2つの方向から守られていて、

  • 愛情
  • 栄養のバランス

の観点から、手料理がよいとされています。

ここで問題

そもそもで、手料理は美味しくて、栄養のバランスもいい!というのは、その家庭ごとによるもので、全体としてそれが言えるとはかぎりません。

幸いなことに、私の両親の手料理は美味しいものでしたが、バランスがよかったかはわかりません。また、大人になり自分で料理をして食べる機会、他人が料理をしたものを食べる機会がありますが、すべてのパターンで、手料理=美味しいという、方式が当てはまるわけではありませんでした。

いわんやバランスなんてもっとです。

となると、家庭を作り、子どもに料理を提供する親となるには、手料理スキルを美味しくバランスがいいものが作れるレベルまであげなければならないのでしょうか。
料理教室に通うなりして。
これには、大半の人が否定するし、実際そうなってないと思います。

そもそも、普通の?料理教室じゃなくて、毎日料理を、同じ人に対して提供するという、健康を一手に担ったり、同じ系統の料理が続かないようにするといった、また違うスキルを身につける教室がいるんじゃないかと思いますし。。。

家で料理を提供するって何気にすごい大変なこと

みんな当たり前のように実行してるので、気にしづらいのですが、実際のところ家で料理を日々提供するって、すっごい大変なことなんですよね。

毎日、違うメニューが、バランス良くでてきて。
苦手なものは食べやすいのようにしてあったりして。
それぞれ個人個人の健康も意識されていて。

ほんとにこれを完璧にやろうと思うと、神様か!というくらいのスキルと、大変さです。
とてもではないですが、ただの人間には無理です。

許される料理のアウトソーシング

ということで、アウトソーシングしましょう。
と、ここで、アウトソースするやり方によって、印象が違ってとらえられます。許されるアウトソーシングと許されない(心証が悪い)アウトソーシングです。

  • 家事代行の人が家で作ってくれるのはOK
  • 外食のように、外で人が作ってくれるのはNG
  • 惣菜のように、外で人が作ってくれるのもNG
  • カップ麺や、冷凍食品もNG
  • カロリーメイトやフルグラのようなお菓子みたいな食品もNG

OK、NGは人によるとして、心象として、イメージとしてよいかどうかを考えると、こんな感じになるんじゃないでしょうか?

こうして見ていくと、「家の中で」「誰かが労力を使う」ことがいいこととされ、それにあてはまらないことはよくないこととされているというのが、なんとなく深層心理で植え付けられてしまっている気がします。

後半のでもぜんぜんいいよ!っていう人でも、毎日それはないわーっていう心理の方が多いんじゃないでしょうか?
あくまでもたまにならいいよ、くらいの。

毎日これでもすべて受け入れられる社会

これが毎日続いたとして、それもすべて許されてほしいというのが、Yietoな意見です。

家事育児のタスクを過激に(実際には過激じゃない!)解決するという考え方も、広まる必要はないし、みんなが実践する必要もないですが、すくなくとも許される、変な顔されない、それはなくない?って言われない、そんな社会をまず作っていければなと思っています。

手料理と愛情問題は、料理以外のところで、育めばいいと思います。
そもそも手料理をだしておけば、それ以外で子供と関わらなくても愛情を注いでると言えるのか?とか(そもそも愛情を注ぐ必要があるのかとか、突き詰めると色々ありますが)

栄養のバランス問題は、COMP、Huel、BASE FOODといった完全栄養食品が解決していけると思いまし、期待もしています。

完全栄養食、使っていますが、まだコスパ的にもちと高いですし、味的にも万人が常用できるか?という問題がありますが、家での料理タスクを解決する大きなツールだと思います。
引き続き、個人的にも使いつつ、色々な場面で広めて?いけたらと考えています。