画像出典:SHARPヘルシオホットクックHPより
最近、放課後に子どもの勉強を手伝う時間がかなり増えました。出来るだけ分からないことをそのままにせず解決してほしいのが理由ですが、その分、家事に影響が出てしまいました。
家事をする時間がない日々
「家事」というのは本当にきりがないですよね。
食事やお弁当作り、洗濯、アイロンがけ、子どもが散らかしたものなどの片付け、トイレや玄関の掃除など。勉強を手伝う時間が長くなった途端、家の中がどんどん散らかり、ストレスになってきました。なんとかその状況を変えたいと思い、先週1週間ひとつのテーマを決めてみました。
「家事を見直し、時短を目指す!」
いったい、どんな行動をすれば、「時短」に結びつき、少しでも「ゆとり」に結び付けられるのか。家事の「時短」を目指すにあたり、良いモチベーションとなったのは
経済評論家の勝間和代さんの「徹底的にマニアックな話をするYouTube」、
「日常生活の中で弱みを使う時間をゼロに近づけるほど、幸せになれます」という動画でした。
内容としては、「不得意なことを克服するのではなく、なるべく使わないで済むようにしてみよう。逆に得意なことを伸ばしてみよう。」という動画です。
※ご興味のある方はぜひ聞いてみてください。
料理という家事に潜む問題点
私のなかでは、「家事」の「不得意」な分野だと思ったのが「料理」でした!
家族もいるし、「料理を頑張らなきゃ」と長い間プレッシャーに感じていました。
以前よりは薄らいでると思いますが、女性に求められる料理の質は大変なものだと思います。
しかし、私が悩む料理という家事も、料理好きな友人にとっては、台所に立って何時間も料理しているととても幸せとのこと。
本人的には家事をしてるというよりも、趣味をしてる感じに近いのかもしれません。
私はというと、その友人に頼んで、料理を習ったりしても、結局同じ気持ちになれませんでした。
手間のかかる料理もお菓子作りなど色々挑戦しましたが、やはり「喜び」よりは「作らなきゃ」という「プレッシャー」という意識に変化はありませんでした。
そのような中で、「料理をしなくてはいけない」という気持ちから、勝間和代さんの「強みを生かして、弱みを使わない」という言葉はとても響いたのです。
「料理」=「私の弱み」ということを認め、強みを生かす!
でも、料理の中で「強み」を生かすとは?!
家事を分解していくと、自分の弱み(苦手としてること)が見えてきます
思考を深めるため、料理を、各工程に分けて考えてみました。
- メニューを考える
- 食材を買う
- 食材を切る
- 調理する(炒める、煮る、焼く、蒸す)
- 盛り付けする
1~5の中で自分にとって何が一番大変だと思っているか?
一番の「弱み」は、4. 調理するでした。(もちろん他の工程も「強み」ではないのですが。)
料理が好きな方はなんで?と思われるかもしれないですし、料理が苦手な方の中には、4ではなくて他の工程が苦手という方ももちろんいらっしゃると思います。
この自分の「弱み」をなるべく使わないようにするため、普段、鍋で作っていた料理を出来るだけ「ホットクック」、「炊飯器」調理で行うことにしました。
(今までホットクックはカレーライス、ポトフを作る時などに使用していましたが、それ程の頻度では使用していませんでした。)
あらためて、カレーライス以外で自分が作りやすそうなメニューを検索。
まず、ノートに以下のレシピを印刷し、貼り付け。※メニューに自分なりの工夫を書き込めるようにするため)
そして、①~⑦までのレシピを毎日1つずつ作ってみました。
①ビーフシチュー(デミグラスソースなし)
塩の量は全体量の0.6%とありましたが、我が家では0.5%にしました。
オリーブオイルと塩でこんなにも素材の美味しさが味わえるというのは驚きました。
②ビーフシチュー(デミグラスソースあり)
最初①のように作り、最後にデミグラスソースを大さじで数杯入れて味を調節しました。子どもはデミグラスソースがあまり好きではないみたいで、「おかわり」まではならず。でも、大人としては美味しかったです!
③ミネストローネ
野菜不足になってしまうなあと感じた献立に、ミネストローネを加えると野菜がとれるという安心感がありました。
④マーボ豆腐
豆腐、ひき肉以外にも玉ねぎが入るタイプのマーボ豆腐でした。
⑤カレーピラフ
カレールーを包丁で細かくして入れることで固まらず、お米全体に味がいきわたりました。
⑥えびピラフ
⑦クリームシチュー
どのレシピも子どもは完食しましたが、ビーフシチュー(デミグラスソースなし)、マーボ豆腐、カレーやえびピラフは特に好評でした。
食事準備時間が短縮
①から⑦をメインとして作り、シチューの場合はサラダ、ピラフでしたらスープなどをつけました。7日間分のレシピが決まったこと、ホットクックや炊飯器を使った調理により、フライパンで炒める時間などが減り、食事の準備時間が30分~1時間くらい短くなりました。
追加でやったこと1 さらに調味料の位置を見直し
塩、こしょうなどの調味料の配置も自分の動線をもう一度見直しました。シンクの近くから「ホットクック」のそばに調味料を置く、「油→塩→こしょう」の順番に置いていたところに、「オリーブ油→油→塩→こしょう」の順番に変えるなどしました。(本当に小さな変更ですが。)
追加でやったこと2 お米を小分けして収納
今までカップで毎回計量していましたが、1か月(30回分)として、2合、3合のタイプに分けてジップロックに入れ、箱に入れました。
その箱を、フライパンを収納している棚の中に一緒に保管することにしました。
削減できた家事時間はどれくらい?
結果、私の場合ですが、調理時間が30分削減できたと仮定し、
30分 × 1食(晩) × 7日間 = 210分(3時間30分)
調味料を出すのに迷ったりする時間、1回につき10秒削減できたと仮定し、
10秒 × 2食(朝・晩) × 7日間 = 140秒(2分20秒)
お米を2合、3合に分ける工程で20秒削減できたと仮定し
20秒 × 2食(朝・晩) × 7日間 = 280秒(4分40秒)
1週間で合計3時間37分!
削減できた時間は無意識に、掃除する時間などに回してしまったりして、合計時間の数字と同等の「余裕」を体感出来たわけではありませんでしたが、週の後半に、「先週より、子どもと一緒にゆっくり話せているかも?!」と少し「時間の余裕」を感じたのでした。
まだ、1週間のレシピだけですが、1か月分の簡単なレシピを決められたら、より効果があるのではないかと思っています。
ホットクックや炊飯器による「時短」の調理によって、お子さんとの時間やお母さんやお父さんご自身のゆっくりする時間少しでも増えたら、とても嬉しいなと思います!
ぜひ、簡単レシピを検索して作ってみたり、調味料や台所用品の配置の見直しなどをされてみてはいかがでしょうか。