Press "Enter" to skip to content

11月22日は、いい夫婦の日。「時間的」「空間的」「心理的」ゆとりのチェックを!

子持ち夫婦共働きの妻担当

11月22日が「いい夫婦の日」ということもあり、以下4社の食品や住宅メーカーが11月12日、オンラインセミナーを開催しました。

参加メーカー

筒井淳也教授(立命館大学 産業社会学部教授 社会学者 家族社会学・計量社会学専門)をゲストに迎えて「ニューノーマル時代を乗り切るいい夫婦の秘訣とは?」というテーマで行われたそうです。

筒井教授が理事長となり、4社とともに、ゆとりうむプロジェクト※(「時産」により、生活者の暮らしにゆとりを産むことを支援)を企画。サランラップ、ジップロック、お味噌、お茶漬けなど生活にとても便利な商品を扱う会社が参加しているとのことで、各家庭に寄り添う姿勢が良いなあと思いました。

ちなみに、時産というワード初めて聞いたという方も多いと思います。これは「時短」というワードが、手抜きを想起してネガティブなイメージと捉える人がいるため、代替するワードとして登場してきたもので、時短によって、時間を産むことを表現しているもようです。

円満夫婦の在り方3か条

そのプロジェクトにて、「ニューノーマル時代の円満夫婦の在り方3か条」を発表されました。

画像出典:旭化成ホームプロダクツ株式会社プレスリリースより

「ゆとり」、とても重要なポイントですよね!

ただ、日ごろは「ゆとり」が欲しいと思いながら過ごしつつも、そのことにあまり向き合えていないような感じです。うまく「ゆとり」を作れないことで、なんだか毎日が「自転車操業」的な日々。

今回、こちらの3か条を知り、「何のゆとりがないのか?」を振り返ってみることにしました。

1. 時間的「ゆとり」

「日々の料理を振り返ると、”時産調理テクニック”であるインスタントやレトルト食品をうまく使えていない。」

便利なパスタソース等が売っているのに、つい手作りしなくてはいけないのではという気持ちがよぎり、買おうとする手を止めてしまいがち。

つい先日も、友人が「冷凍コロッケを買って揚げて出したよ。」と聞き、ああそういう方法で出せばいいんだとふと気持ちが楽になりました。「手作り出来るものは出来るだけ作らなきゃ」と自分で勝手に決めつけていた部分が多かったなあと思います。

1週間のうちでこの曜日は忙しいからレトルト食品とか、力の抜きどころをもっと意識的に作り、カレンダーにしっかり書き込もうと思いました。

2. 空間的「ゆとり」

「コロナにより、かなり断捨離したことで空間が増えた。」

もちろん捨てるか迷ったものもあり、そういうものは段ボール等に入れて、保管年限(例えば、2021年3月まで不使用の場合は捨てる)を書いて、部屋の隅に置きました。「必要なもの」とそうではないものに仕分けしたことで、気持ちがすっきりしました。

また、夫には在宅勤務用に小さな机を部屋の角に設置。家族が集まる場所から少し距離をもたせること(仕事に集中してもらうため)、休みの日も夫に一人の時間を作れるよう心掛けました。理想的には、写真のようなデスクにあこがれたのですが。小さな部屋が演出できて、素敵だなと思いました。

画像出典:パナソニック株式会社プレスリリースより
画像出典:パナソニック株式会社プレスリリースより

リビングではできるだけ家族でカードゲームなどをするなどして、今まで以上に会話を増やすようにしました。というのも、夫に一人の時間をと思ったのがメリットでもありデメリットでもあり。一人で過ごすことが多くなってしまったので、何とか接点を作るようにしていました。全体的には、「空間的なゆとり」は作れたような気がします。

3. 心理的な「ゆとり」

「自粛期間中、夫婦でやれる人がやるようになった。」

記事の調査「家事分担が自粛期間の前と比べて、夫婦の協力する機会について変化がありましたか。」という質問には「変わらないが60.3%」という結果でした。我が家では、この点については多少変化がありました。通勤していた時は、家事分担は圧倒的に私ばかりで、イラっとすることも多々ありました。ところが、コロナで在宅になった期間は、手が回らない部分を夫が直接見ることで、「あぁ、これはひどい(笑)」と思ったのか家事に参加するようになりました。

洗濯物をたたむのも、私の中で「優先順位が低い!」と勝手にみなしていました。「(洗濯物の)大きな山」を作ったままにしていたところ、夫が見かねて、たたんでいました。以降、堂々と洗濯物の家事品質は下げたまま(あまりたたまない)です。

家電に関しては、ホットクックなど徐々に使いこなせてきたように思いますが、プロレベルにはまだまだです。コロナが落ち着いたら、料理とかお風呂掃除とかプロの技を見てみたいな、なんてポジティブな気持ちにもっていけたらと思っています。

終わりに

とりあえず、我が家では「時間的ゆとり」が一番、問題であることを発見!

記事中では、気づきを得られるだけでなく、ゆとりを時産するための各社の取り組みも紹介されていたので、これを活用してみることにしました。

旭化成ホームプロダクツ株式会社のサイトをさっそく見てみると、「下味冷凍のレシピ」が肉、魚、野菜、果物などの種類別に出ていて、見やすかったです。

にんにくやきのこ類などをレシピ通りに保存してみました。また、家にジップロックコンテナーは持っているものの、今まで保存するのみに使用していたので、料理を作るのに使うことが分かり、新しいヒントをもらえた気がしました。

マルコメのダイズラボのお惣菜の素、大豆のお肉の ボロネーゼや回鍋肉、永谷園のお茶漬けの素なども色々使ってみたいと思いました。

 日々生活している中で「ゆとり」が欲しいと感じられたら、ぜひ「時間」、「空間」、「心理」、どの「ゆとり」が足りていないのか、見直しをされてみてはいかがでしょうか。見直しすることで、より多くの「ゆとり」が生まれたら嬉しいです。