前回は、自分の体の中の「姿勢」についてでした。今回は「子どもの歯」について、個人的におすすめの方法をお伝えできたらと思います。
今の歯の状態をちゃんと知る
昔、ある歯医者さんで定期検診をしていました。引っ越しを機に、知人紹介で別のところで歯医者さんに行ったところ、子どもの歯がいくつも虫歯になっていることが発覚。かなりショックだった経験がありました。それぞれの歯科で、虫歯という基準が違っていたからなのか、良くわからないのですが。
以後、別の歯科でのアドバイスを元に、家でかなり気を付けるようになりました。先生はとても親切で、虫歯にならない方法についての質問に一つ一つ答えてくれました。例えば、お菓子の中でもソフトキャンディーのようなものは歯の溝に入りやすいから、食べたらきちんと磨いたほうが良い、砂糖がついていないおせんべいは甘いお菓子よりは良いけれど、硬すぎるのは注意が必要だとか。また、虫歯と健康な歯を実際に横で見せてもらいながら、歯磨きするポイントなどを丁寧に教えて頂きました。そのおかげで、かなり綺麗に磨けるようになりました。
歯医者の明るさが家にもほしい!
でも一つ難点は、寝る前に歯磨きの仕上げをするのですが、家の照明では明るさが全く足りないのです。そのため、歯医者さんで使用する「椅子の真上にあるライト」がとても欲しくなってしまったのです。
さすがに器具を買うのはできないので、「そうだ、工事で使うヘッドライトがいいかも!」と。
こんな感じです↓
画像出典:
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でも、「ヘッドライトを買いたい!」と言ったら、夫に止められました。確かに、寝る前にヘルメットを被って、子どもの歯ブラシをするのも変ですよね。
二転三転した結果選んだものは
ヘッドライトは断念し、懐中電灯にしました。ところが、床で仰向けになった子どもに持たせたのですが、時間が経つと、面倒!重い!と持つのを嫌がってしまい・・・
そして、最終的にたどり着いたのが「クリップライト」です!
以下の写真のように、仰向けになった子どもに、私が膝でクリップをおさえたりしながらとか、机の横板につけたクリップライトで照らして、歯磨きをしています。(もちろん、読書灯にも。)
画像出典:
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クリップライトのおかげで、普通の照明や懐中電灯では見えづらかった、食べのこし、歯垢や歯石がはっきり見えるようになったのです!
歯みがき前に知っておきたい歯垢と歯石
歯垢と歯石、よく聞く言葉ですが、それぞれ違いがあります。おなじみのLIONさんのWEBサイトより、説明を引用してみますと。
歯垢
歯垢(プラーク)とは?
細菌と代謝物のかたまりです。
歯垢の残りやすいところ
奥歯や、歯の間、歯ぐき(歯肉)との境目など。
歯石
歯石とは?
歯石は歯垢(プラーク)が石灰化したもの。主に歯と歯ぐきの境目につく灰白色の石のような硬いかたまり。
歯石がつきやすいところ
歯石は下の前歯の裏側や上の奥歯の外側などにつきやすい。 ※歯石は一度付着すると歯磨きでは落とすことはできないので、歯石になる前にケアすることが大切。
画像出典、文章の引用:
我が家での歯ブラシの手順としては、子どもの歯ブラシは以下の通り、
- 1.<子ども>歯ブラシで磨く
- 2.<母親>歯磨き粉なしで、歯ブラシで磨く
※分担の結果、歯ブラシは母親が担当しています。
※歯磨き粉を使わないのは、泡で歯の汚れが見えなかったり、綺麗に磨いたつもりになってしまうためです。
- 3.<母親>時々、デンタルフロスを使う。(本当は毎日がいいのですが。)
- 4.<母親>フッ素入り歯磨き粉をつけて磨く
と、日によって3〜4段階の手順を踏んでやっています。
クリップライトを使って、1~4の手順で子どもの歯ブラシをするようになってからは、虫歯になることがとても減りました。
緊急事態宣言が出ていて、外出がしづらい環境ですが、「健康な歯」で毎日のご飯を美味しく食べられたらと思っています。家族みんなで(当事者の子どもの意識も大事なので、お子さんももちろん一緒に)、「健康な歯の保ち方」、「歯ブラシの仕方」、についてぜひ話し合ってみてはいかがでしょうか。