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大人も子どもも「歯によくない食べ物」を知って「健康な歯」をいつまでも!

子持ち夫婦共働きの妻担当

今回は、「歯に悪い意外な食べ物」について取り上げてみたいと思います。

良い歯医者さんに出会うことで、虫歯予防の知識が増えました。そのおかげで、食物や食べ方を気にするようになったと思います。以前は、あるモデルさんが朝習慣の一つとして、水や白湯にレモンを入れて飲んでいると聞き、やっぱり綺麗な人は違う!と思っていました。

ところが、歯のことを色々知っていくと、「あれ、歯にはレモン(酸性)って良くないのではないかな?」と。飲み終わった後に口をすすいだりするのかなと心配したりして。

つい先日、ちょうど、柑橘系フルーツなどが「歯」に悪い意外な食べ物が記事にありましたので、ご紹介したいと思います。

本記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスの記事で、美容外科医のジェニファー・ジャブロウ氏が、歯に悪い意外な食べ物について紹介しています。

※ほかの記事からのメリット、デメリットも、随時、付け加えてご紹介します。

柑橘系のフルーツ

メリット

柑橘系フルーツに含まれるビタミンCは、歯茎のコラーゲン再生に役立つ。

(参考)ビタミンCが歯茎の腫れや歯周病に効く理由 | デントウェルスマイル | 大正製薬 (taisho.co.jp)

デメリット

大量に摂取した場合、歯のエナメル質が柔らかくなり、溶ける可能性がある。※一度、虫歯になってしまったエナメル質(歯の外側を覆っているもの)は、元の状態に戻らない。

(参考)エナメル質は、修復できる? | APAGARD

解決策

  • 柑橘系フルーツを1日に何個も食べない。
  • レモンウォーターを大量に飲まない。
  • 柑橘系フルーツの飲食後、大きなコップで水を飲む。
  • 酸に触れた直後の歯は柔らかくなっているため、20分経ってから歯磨きをする。※ゴシゴシ磨くとエナメル質が擦り減るので注意する。

アーモンド

メリット

ビタミンEだけでなく、満腹感を長持ちさせるヘルシーな脂質を摂取できる。

デメリット

非常に硬いため、かんだ衝撃で歯がゆがみ、割れてしまう可能性がある。

解決策

粒ではなくスライスされたアーモンドを選ぶことで、歯が欠ける可能性が低くなる。

酢漬けの食品

メリット

ダイエット(脂肪の燃焼を促す)、疲労回復、血糖値の上昇の抑制などがある。

(参考)酢の健康効果とは?飲み過ぎのデメリットと注意点をご紹介 かわしま屋 Well Being (kawashima-ya.jp)

デメリット

  • 酸度が非常に高いため、歯の脱灰を引き起こす可能性がある。
  • 酢漬けの食品内に虫歯の一因となる砂糖が含まれるケースがある。

 解決策

・ピクルスを食べたあとはチーズを食べる。
理由:非酸性でカルシウムが豊富なチーズは酸を中和してくれるから。

・ノンシュガーでキシリトール配合のガムをかむ。
理由:酸が中和されると同時に、口の中を洗浄する唾液の分泌が促進されるから。

ドライフルーツ

メリット

腸内環境を整える食物繊維、抗酸化物資などが含まれているため、健康や美容に役立つ。

(参考)「ドライフルーツ」 そのメリットとデメリット – Peachy – ライブドアニュース (livedoor.com)

デメリット

水分がなく砂糖がたくさん入ったドライフルーツは歯につきやすい。また歯についた後、細菌が長時間、口の中にある状態になってしまう。

解決策

ドライフルーツは自宅用のスナックとし、食べた直後に口をゆすぎ、20分後に歯を磨く。

コーヒー

メリット

ダイエット、二日酔いに効果、抗酸化物資が豊富。

(参考)コーヒーの 健康に与えるメリットとデメリットまとめ【保存版】 | HackCoffeeBeans

デメリット

ステイン(着色汚れ)が蓄積すると歯の表面がザラザラとなり、プラーク(歯垢)が付きやすくなる。

解決策

  • 1日2~3杯飲むだけでステインがついてしまう可能性があるので注意する。
  • 歯の細孔が大きくて、もともと色がつきやすい人もいるので注意する。
  • コーヒーがやめられない場合は、アイスコーヒーをストローで飲み、歯との接触を最小限に抑える。
  • 砂糖の代わりに少量のミルクをコーヒーに入れて酸度を和らげる。

終わりに

柑橘系フルーツ、アーモンド、酢漬けの食品ドライフルーツ、コーヒーは健康や美容に役立つとともに、虫歯にも注意する必要を改めて感じました。

皆様も知らなかった!ってこと多かったのではないでしょうか?(私はそうでした)
大人でもそうなのですから、子どもが自ら知識をつけて注意をするのは難しいと思います。もし良かったら、お子さんとの会話の中で、「どんな食品が歯に悪いのか」「どうやって予防するのか」という話し合いのきっかけにしてもらえたら嬉しいです。