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家族団らんでの話題から英語学習まで、全てに役立つ「鬼滅の刃」!

子持ち夫婦共働きの妻担当

「鬼滅の刃」をすでにご存じの方が多いと思うのですが、私はかなり出遅れました。昨年から、子どもは知っていて、色々話題にしていましたが、私自身は特に興味を示さず、さらっと流していました。

ところが、昨年の末に、たまたま知人に「子どもが縦読みの本を読まないので困っている。」と相談したところ、「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編の小説版」を貸してくれたのです。

鬼滅が家族のコミュニケーションの中心になる

子どもが本読みを敬遠していたので、いきなり子どもに読ませるのではなく、まずは私が「絵本の読み聞かせ」のように音読したところ、私自身がこんなにも面白いなんてとびっくり!これが「鬼滅の刃」にはまるきっかけでした。さらに子どもも「縦読みの本が苦手」だったのに、一人でも読み始めたのです。

ここからが、我が家での「鬼滅の刃」快進撃です!

知人に「鬼滅の刃、とても面白いね!」話したら、全巻貸して頂くことができて、みんなで夢中になって読破。以後は、家族の話題が、炭治郎くん、善逸くん、伊之助くん、禰豆子ちゃん、煉獄杏寿郎さんなどで盛り上がりました。(子どもはなぜか「くん」や「さん」をつけないと怒る!=呼び捨てはダメ!な模様。きっとキャラクターに愛着があるんでしょうね。)

お陰様で、コロナで寂しくなった家族の共通の話題が増えました。

そのあとは、LISAさんの「紅蓮花」や「炎」の曲を聞き、子どもは楽しく歌うようにりました。とても素敵な歌詞&曲で、さらに難しい漢字を使っているので読む良い練習になりました。また、私は小さいころ苦手で長続きしなかったピアノを練習してみようと一念発起。YouTubeで「超初心者向け紅蓮華」の動画を見ながらポチポチと鍵盤を押し始めたところ、子どもも興味を示し、一緒に弾く練習をし始めました。

また、マンガや動画を見ながら絵を描いて、塗り絵を一緒にしてみたり、あまり外出ができないながらも、楽しい時間が増えました。

試しに英語版を買ってみる

そして、今度は、英語版”Demon slayer”を2冊購入!

(1冊の値段が結構高いので、いきなり全巻は無理ですが、少しずつ増やせたらいいなあと思っています。)

日本語のマンガが読み終わった後、印象が残っているうちに、英語版を子どもに見せたところ、なんと「ながめ」始めたのです。英語への抵抗をなくすには、このような入り方も良いのではと思いました。私自身も読んでみたところ、日本語で読んでいたので、雰囲気を掴みやすかったです。ただ、難点が一つ、英語版は殆どが「大文字」。私にとっては、教科書などで「大文字と小文字」のパターンを見慣れているせいか、とても読みづらく感じました。「大文字」の文にはきっと慣れが必要なのではと思います。

「鬼滅の刃」英語版の読み方については、こちらの記事に書かれていたので、ぜひご覧ください。

呼吸の分類、型の一覧など色々な言葉を英語で知ることができます!

画像出典:https://toyokeizai.net/articles/-/390273

英単語では、炎や蛇の呼吸がfireやsnakeを使わないことを知りました。記事を書かれている箱田先生によると、「serpentは大きな毒へび」のイメージなのだそうです。”water”や”thunder”などの単語も子どもにとっては、イメージとつながりやすくて覚えやすいように思います。

また、以下の「「水の呼吸」の型一覧」では、子どもが序数”First”、”Second”などを学ぶのに良いのではと思いました。

画像出典:https://toyokeizai.net/articles/-/390273

このような感じで、家族での話題から英語までと、とても盛り上がっています。世間で人気になったものって、流行にのっからないという選択肢ももちろんあるのですが、すぐに見たり、読んだりしたほうが我が家としては合うなあと実感しました。

まとめます

「鬼滅の刃」効果としては、

  • 家族で同じ話題をもつことで、会話が増える!
  • 子どもたちがどんな学びを得ているのか、感想を持っているかを親が認識しておくことができる!
  • 歌うことでストレス解消!(親子ともに)
  • 一緒にピアノを学べる!
  • 漫画ではなく小説といった本を読む能力(習慣)の育成
  • 親子で英語への苦手意識克服!
  • 親にも面白かった!(純粋に楽しめたのもよかったです!)

と、我が家にとっては、とにかく良いことづくめです!(残酷なシーンがあるので、小さなお子さんがいらっしゃる場合はどうぞご配慮ください。)

もし、まだ読んで(見て)いない方がいらっしゃったら、ぜひ「鬼滅の刃」の世界に触れてみてはいかがでしょうか?