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ホワイトボードを使って、親と子のミニ塾を開講!

子持ち夫婦共働きの妻担当

寒さが和らぎ、日差しが春めいてきてなんだか気持ちが明るくなるかと思いきや、最近は、我が家で「勉強バトル」がずっと続いていました。

勉強の「イヤイヤ期」?!

幼児期とは違い、ある程度大きくなると言葉も色々出てきて、態度も大きくなり、やっかいです。
我が家の「勉強バトル」での失敗例はというと、

<パターン1>

私   「朝のほうが疲れていないとから登校前にドリルやってね!」
子ども 「学校帰ってからのほうがやる気が出るから、放課後やるよ。」

結果→帰宅後、疲れてやりたくないと言ってドリルをやらない。

<パターン2>

私   「夕食前に宿題を終わらせてね!」
子ども 「遊ぶのが先で、ゲームが終わってから勉強するよ。」

結果→ゲーム終了後、マンガを読み始めて宿題をしない。

<パターン3>

私   「ゲームをやる前に、宿題をしてね!」
子ども 「宿題なんてやりたくない!」

結果→怒ったまま、マンガを読み続ける。

他には、自分も勉強すると言ってくれるかもと願いながら私が勉強している姿を見せても、知らん顔でゲーム。

子どもがYouTubeも好きなので、私が動画で歴史のことを見て楽しんでいる姿を見せても、反応なし。

とにかく色々やってみましたが、響きませんでした。

ホワイトボードを使って親と子が先生と生徒になる

そのような中、YouTubeを見ていると、中田敦彦さんの動画で、ふと「この教え方いいかも?!」と思うものがありました。

ホワイトボードを使って説明するやり方です。ようは先生が黒板を使って生徒に説明するのといっしょなのですが、当然、家に黒板なんてないですし、置けないわけです。(家庭用の小さい黒板も売ってはいますけども)

黒板みたいなもの、つまりホワイトボードなら、自宅にありますので、我が家でも、ホワイトボードで説明しながら勉強してみてはどうかと思ったわけです。もちろん、芸人さんのように面白おかしくはできませんが!
横で勉強を手伝うのではなく、少し距離を置いたらいいのではないかと思ったのです。

そして、さっそく図を使って算数の問題を解いてみました。
やり方はこのような感じです。↓

1. ホワイトボードをダイニングテーブル横に用意。
壁に立て掛けられるように少し大きめのものを用意し、問題の図や言葉を事前に書き込む。(今まで買い物リストとして、牛乳や卵などと書いていたボードを転用。)

2. 子どもに10分間だけ※「ママ塾」に参加してほしいと言う。

※「10分間」だけの理由
子どもがいつ終わるか分からないとか、30分、1時間と長時間座らされるのは嫌だと言ったからです。

3. ダイニングテーブルをはさんで、子どもは座り、私はホワイトボードの横に立つ。

4. まず自分で解ける問題を解いてもらう。

5. 問題が分からなかった時は、私がホワイトボードを使って、問題を一緒に解く。

実際にやってみると、10分間という短さもあり、集中力も保ったまま一緒に問題を解くことができました。

子どもも解き終わった後、ホワイトボードで説明してもらったほうが問題を解きやすいとのこと。今回のやり方では、勉強の難しさである、勉強しても理解できない、理解するのが大変というところを対処してるんですね。

教材の進化は年々進んでいますが、まだ一人で教材に向かって勉強できない子供はたくさんいるということだと思います。(大人ですら勉強するのは難しいことですから。。。)

メリット・デメリット

メリット(感想を含む)

  • 消しゴムよりもホワイトボード用イレーザーのほうが消しやすく、図の書き換えなどがすぐに出来る。
  • 問題集より大きな文字や図で説明するので、子どもが読みやすい。
  • 机で横並びに座って教えるよりも、親からの圧力?!が少ないように思う。

デメリット

  • 親が前もって問題に、目を通しておく必要がある。
  • ホワイトボードに内容を転記していると時間がかかるので、事前に図などをホワイトボードに書き込んでおく必要がある。

事前準備は少し大変ですが、家の中で、「母親と子ども」ではなく、距離感を持った「先生と生徒」のような形で勉強を学ぶ方が少し学びやすいのかなと思いました。

家の中で先生と生徒の関係が作れるなら、科学の実験をしたり、社会見学に行ったりするのもおもしろいですよね。

ただ、学ぶ内容は学年が上がるととともに高度になってきます。先生をするのも比例して大変になりますので、早めに開講できて、勉強イヤイヤ期を脱してもらうなり、親子ともに勉強に慣れるなりできたほうがお互いよいと思いました。

もし、勉強イヤイヤ期に入っているお子さんがいらっしゃいましたら、時々、ホワイトボードを利用するパパ・ママ塾の開講してみてはいかがでしょうか?