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液体ミルク活用を、グリコの多胎児向け育児支援の取り組みを紹介

子持ち夫婦共働きの妻担当

赤ちゃんに飲ませるミルクとして、一般的にイメージされるのは粉ミルクだと思います。

粉ミルクは、粉とお湯を混ぜて飲ませるもので、作るのが大変ですが、その分安価。混ぜる手間を省いたのが液体ミルクで、粉ミルクよりも高価で、手を出しづらいポジション。

液体ミルクが一般的になったほうが、社会全体での育児負荷、育児参加のハードルが下がっていいと思っていいというのは、私だけではないはず。

そんな液体ミルクの活用について、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、できるだけ多くの方々に広がってほしいという願いもあり、以下の記事をご紹介したいと思います!

グリコによる液体ミルク購入支援の取り組み

グリコは2020年7月から、JpMBA|一般社団法人 日本多胎支援協会 (jamba.or.jp)と協力して、「多胎児家庭向けの液体ミルク購入支援」を行っています。

なお、2021年7月にその支援を1年間延長しています。

「多胎児家庭向けの液体ミルク購入支援」とは?

そのままですが、多胎児家庭の液体ミルク購入にあたっての支援を行うといもの、使い勝手はいいけど高価という液体ミルクのデメリットに対しての支援ということになります。

液体ミルクの商品はこちら

実施期間
2021年7 月15日から1年間

対象者
粉ミルクを使用している多胎児をもつご家庭
※支援登録団体(以下に団体名リストあり)から紹介を受けたご家庭のみ支援。(登録を希望するご家庭は、グリコお客様センターへお問い合わせ要。           液体ミルク支援の窓口として「NPO 法人つなげる」への紹介あり。)

支援内容
【通 年】
1 家庭につき1回の申込
『アイクレオ』1セット(48本)を税込 4,800 円(送料込)で提供。
※申し込み回数に制限なし。
1回の申込におけるセット数上限なし。
ただし同一住所に複数申込みが確認された場合などは、内容を確認する場合あり。

【不定期】
1 家庭につき1回の申込
賞味期限3か月未満の『アイクレオ』1セット(12 本)を税込 510 円(送料      込)で提供。
※申込は提供時ごとに1回限り。
双子家庭は上限 2 セット、三つ子家庭は 3 セットまで。
実施時期は在庫の状況による。
確定次第、各多胎ネットから詳細の案内あり。

実際にサービスを受けられたご家庭からは、

「コロナ禍のため、ベビー ルームや調乳用のお湯の提供を中止しているところが多く、病院などもお湯がないので外出時の授乳にすごく助かりました。」「夜間授乳の朦朧としている時など非常に助かりました。」

などの声があったそうです。

購入支援を受けるためには、指定の多胎児支援団体からグリコに紹介してもらう必要があり、まずは、下記の支援登録団体に連絡をします。

なお、登録なしでグリコに問い合わせすると、登録支援として、NPO法人つなげるを紹介してもらえるそうなので、困ったら、一旦グリコに連絡してみるでも大丈夫になっているのがいいところ!

支援登録団体リスト

出来る限り各団体のリンクをつけていますが、もし不備がありましたら申し訳ありません。

 多摩多胎ネット

しずおか多胎ネット

NPO 法人ぎふ多胎ネット

一般社団法人あいち多胎ネット

NPO 法人いしかわ多胎ネット

おおさか多胎ネット

NPO 法人つなげる

ひょうご多胎ネット

ツインズクラブ久留米

さが多胎ネ ット

みやぎ多胎ネット

多胎育児サークルハッピーキッズ旭川支部

ふたごぐみ

2525萩

双子みつごサークル cherry

双子ちゃんタイム

ツインマザースクラブ

特定非営利活動法人ゆうゆうクラブ

ふたごクラブ

ジェミニの会

さぬきツインクラブ

モノではない支援も

さらに、グリコは、追加で育児支援を行います。今回、新しくはじめるのがオンラインサービス「多胎児ファミリー向け母乳とミルクのお話会」(無料)。2021年12月21日(火)より開始するとのことです。

実際に何をするかというと、江崎グリコの栄養士・子育てアドバイザーが、日本多胎支援協会と連携し乳幼児期(妊娠中から3歳頃まで)の子育て、栄養や調乳などの相談にオンラインでのってくれるというもの。

開始時期
2021年12月21日(火)11時~11時45分 (以降、月1回程度開催予定)

参加方法
WEB会議システム「Zoom」

費用
無料

対象
多胎児家庭(妊婦の方を含む)

申し込み方法
子育て相談会 参加応募 (glico.com)にて受付。
事前に『with Glico』会員登録が必要。

専門家と直接相談ができる場が無料でもてるのは、ありがたいですよね。
オンラインというのは、デメリットのようにも見えますが、育児中で忙しい中で、さらに子供を連れて外出することのハードルも考えると、オンラインだからこそいいというメリットに思います。

終わりに

なぜ、今回「液体ミルク」の記事をご紹介したかというと、私自身、双子のママの友人がいて、どれだけ大変かということを見たり、聞いたりしていたからです。

5~6年前になりますが、家に遊びに行った際には、一人の子が泣いて、もう一人の子が飲み物をこぼしている状況でした。友人は一生懸命対応していて、私もこぼしたところを拭くなどの手伝いはしましたが、友人がこんなに大変な毎日を送っているのかと衝撃を受け、今もその姿が鮮明に残っています。

今回、ご紹介した「液体ミルク」については費用がかかってしまいますが、多胎児のご家庭で、少しでも検診などの外出がしやすくなったり、ママ以外のご家族がサポートしやすくなればと願っています。

ぜひ、周りで双子や三つ子のお子さんを持っている方々、あるいはこれから出産の方がいらっしゃいましたら、「液体ミルク」や「オンラインの子育て相談会」のことをお伝えしてもらえると嬉しいです。