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子どもを惹きつける「読み聞かせ」の方法とは?!-魚住りえ氏の「話し方が上手くなる!声まで良くなる1日1分朗読」-

子持ち夫婦共働きの妻担当

皆さんは、お子さんに「読み聞かせ」をしていますか?
我が家は、1週間に何回か「読み聞かせ」をするようにしています。

もう「読み聞かせ」の年齢でもないような気がするのですが、読書を嫌がることが多いので、せめて少しでも本の良さ、本というものに興味を持って聞いてくれたらと思い、読むようにしています。

ただ、実際のところは、子どもはあまり興味をもって聞いてくれません。

「どうせ聞く気がないなら、理科や社会の教科書を読み聞かせしよう!」と思い、読んでみるときもあります。その場合はだいたい、すぐに寝てしまいます。

(お子さんの夜更かし防止には、とてもおすすめです。)

Kindle Unlimitedで、話し方の本に出会う

そのため、日ごろから「読み聞かせ」に興味をもたない子どもに対して、「惹きつける方法はあるのかな?」と思っていました。

そしてつい先日、たまたまKindle Unlimitedにて、良いアドバイスが書かれた本を見つけましたので、ぜひご紹介したいと思います!

ちなみにKindle Unlimitedは、月額980円(税込)とそこそこの金額なので、若干サービスの利用ハードルが高いのですが、その分、様々な本を読むことができるので、おすすめです。閲覧できる本も定期的に入れ替わるので、常にどれかしらは読みたい!という本に出会えると思います。

※2022年1月31日現在、Kindle Unlimited加入で無料で閲覧可能

魚住りえ氏は、元日本テレビのアナウンサーです。テレビなどでご存じの方も多いのではないでしょうか。

★「1日1分朗読」の絶大な効果は、なんと15個もある!
★「魚住式朗読メソッド」が、「たんに声に出す普通の音読」より、圧倒的に「声と話し方に効く」スゴい理由は?
★相手に伝わる「声の出し方」「スピードの緩急」「強調と間のとり方」はどうすればいい?
★「1日いい声で過ごす」超簡単な方法は?
★人を動かす、好印象になる「話し方の秘訣」は?
★そのまま日常会話に使える「超おすすめの例文」は?
★賢い子に育つ、親の声と話し方まで良くなる!一石二鳥「子どもの読み聞かせ」のコツと、おすすめの本は?

アマゾンの製品情報より抜粋

と、より実践的な内容になっています。

朗読のメリット

「朗読」のメリットについて書かれてる本で、「朗読」をすると、

  • 話し上手になる
  • 言葉がすらすら出てくる
  • 声がよくなる
  • 表現力がつく
  • 知識が増える
  • 顔がリフトアップされ、見た目が若返る
  • 腹式呼吸によるダイエット効果がある

など、たくさんのプラス効果があるということが書かれていました。

また、「特別付録:子どもへの読み聞かせ」があり、こちらも良い勉強になりました。

本にもありましたが、「あまり抑揚をつけずに、淡々と読んだ方がいい」という説があることを、以前聞いたことがありました。そのため、私は今まで感情移入をせずに読んでいることが多かったです。ところが、この本では、「子どもの反応次第だけれども、子どもが喜ぶなら感情を入れて読む方がいい。」とのこと。

さっそく実践してみる

ということで、感情を込めて読む練習をしてみました。

練習した文は、「1日1分朗読」の松下幸之助氏「まず与えよう」。

YouTube上で、著者の魚住りえさんが、実際に1日1分朗読にて、本に書かれた文のお手本を披露されています。ので、この動画を見ながら実践です。

「滑舌」、「腹式呼吸」などのトレーニングをして、10回ほどYouTubeを聞きながら、息継ぎや抑揚を意識して読んでみました。

読んでいくと、

「どこで区切るのか。」
「どこに感情を込めて読むのか。」

というテクニック的なところを理解するとともに、日本語の「言葉の美しさ」や「暖かさ」を感じ、楽しく「朗読」練習することができました。

そして、滑舌や腹式呼吸に意識しつつ、その日の夜、「読み聞かせ」をしてみますと、なんと子どもが「もっと続きを読んでほしい!」と言ったのです!!!

このような反応は今まで一度もなかったので、とても感動しました。

ちなみに読んだ本は、「鬼滅の刃」のノベル版。こちらは親子ともにアニメ、マンガにはまっているため、頭の中で登場人物をイメージしやすく、読書に興味をもってるもらう入り口としていいかなと思いました。

※小さいお子さんには少し怖いかもしれないので、「読み聞かせの本」につきましては、親御さんのご判断で選んで頂けたらと思います。

親子ともにワクワクした気持ちでかなり読み進めることができました。

日頃は子どもに「音読しなさい。」と言ってしまいがちですが、私自身も「朗読」の奥深さ、「音読」をする知識が増えて、自分自身の良い学びとなりました。

もし、お子さんが「読み聞かせ」に興味がないようでしたら、魚住りえさんの「読み聞かせ」の方法を参考に、お子さんが好きなマンガやアニメのノベル版で、まずは一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。