今年に入ってから、食料品、日用品などの値上げをニュースでよく見ます。ニュースだけでなく、実際に、スーパーで「以前より数十円高くなってる！」とか、「高くなっているから、購入頻度も考えなくては。」と思うことも度々あります。
特に最近気になるのが、小麦粉の値上げです。
ニップン
「ニップンハート（薄力小麦粉）」（1kg） 296円 → 313円
小麦粉 約1.5～9％の値上げ
ミックス 約3～7.5％の値上げ日清製粉
強力系小麦粉 25kg当たり399円の値上げ
中力系・薄力系小麦粉 25kg当たり351円の値上げ
国内産小麦100％小麦粉：25kg当たり415円の値上げ日清フーズ
東京新聞より
小麦粉 約3～6%の値上げ
ミックス 約4～6%の値上げ
パン粉など 約3～4%の値上げ
昨年からホームベーカリーで食パン、ぶどうパンなどをよく作るようになっていたので、値上がりはショックでした。
また、お店で売っている菓子パンも時々買うのですが、我が家で特に困ったのが「チョココロネ」。大人もですが、特に子供が大好きな定番のパンです。
つい先日、近所のお店に行くと少し小さくなっているような気がしました（値上げだけでなく、値上げをしないけどその分、量を減らすという手法も聞きますよね）
子供が「勉強やお手伝いなどよくやったね！」という時に、時々ご褒美として買っていたのですが、少し躊躇してしまいました。
じゃあ、自分で作ってみようか！ということで、10年以上前にほんの少しの間だけ生地からパン作りをしていたことを思い出し、久しぶりにネットで調べてみました。レシピを見ると、コロネの型を購入するか手作りする必要もあり、「コロネ作り」はハードルが高く感じました。
アイディアが浮かばず、パン作りが得意な友人に聞いてみると、シナモンロールをチョコバージョンにすると良いとのこと。
私自身は友人から聞いた分量ですが、だいたいこちらのレシピに似ているものになります。
お家でチョココロネっぽいパン作ってみました
作り方がわかったところで、さっそくパン作りスタート。
シナモンロールのレシピに記載されているシナモンシュガーのところは、代わりとして、ココアパウダーとグラニュー糖、そしてチョコチップを使用しました。
一次発酵までは、「生地コース」で約1時間。
発酵後、ホームベーカリーから生地を取り出しました。
この生地を取り出す時の「触り心地」の良さ、最高です。フワッとしていて、弾力があり、いつまでも触っていたい感触です。
そして、外気の温度もだいぶ暖かくなってたので、ベンチタイムもそれほどかからなかった印象です。さらに二次発酵でさらにふわっと大きくなったパンをオーブンで焼いて完成。
ちょうどケーキカップがなかったので、我が家も以下の写真のような「ちぎりパン」タイプになりました。
できたては、チョコチップやココアパウダーがとろっとしている美味しさがあり、冷蔵庫で冷やすと、パンは少し固くなりますが、固くなったチョコの味が楽しめます。
子どもは大喜びで、おやつや小腹がすいたときに食べていました。
自分で作ってみての感想
買ってきたチョココロネだと、あっという間に食べ終わってしまいますが、今回のシナモン（チョコロール）は、数回に分けておやつなどの間食になったので、手間はかかりましたが、結果的にはお得だったかなあと思います。
一次、二次発酵など、キッチンにいなくてはいけない時間も増えてしまいますが、ふわっとした生地をこねることで自分自身ストレス解消になったり、考え事が整理できる時間になりました。さらに、子どもにも「嬉しい！おいしい！」と喜ばれたのもあり、次も作ろうかなという励みにもなりました。
なかなか時間が取れない方が多いかと思いますが、たまの気分転換やお出かけの代わりなどに、休日や夏休み、ぜひお子さんと一緒に作ってみてはいかがでしょうか？