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国語力アップ!今年の夏は、漢検にチャレンジを

子持ち夫婦共働きの妻担当

7月に入り、いよいよ子供の夏休みが近くなってきました!

夏休みの計画をお子さんと立て始めた(既に立てた)方もいらっしゃると思います。

コロナを巡る状況も良くも悪くも昨年より緩やかになっており、我が家としては、行動範囲が広くなってきたのを嬉しく思っています。どこかに出かけて、子供が楽しめることをしたいと思っていますが、遊んでばかりは困ります。

低学年向けの学習法から学ぶ

何か学習の目標を立てたい、そんなときにこちらの記事に出会いました。

「百ます計算」などで有名な隂山英男氏が、自身の著書「隂山先生が教えてくれる 小1の不安「これだけ! 」やれば大丈夫です | 陰山 英男 |本 | 通販 | Amazon」に基づいて、小学校1年生への学習アドバイスをするという記事になります。

我が子は、現在、小学1年生というわけではないのですが、勉強の難しさに追いついていない感じで、「基礎」の基礎、つまり小学1年生という低学年の「学習の原点」へのアドバイスを知ることで、それ以上の学年の子供にとってのヒントもあるのではと思ったのです。

さっそく夏休みを利用して、「低学年の学習方法」を取り入れて復習したいと思っています。

我が家の場合は子どもが苦手な「国語」については、陰山先生曰く、

「小学1年生の国語で最も大事なのは「漢字」の読み書き。」
「小学生の場合、文章を読み取れない理由は漢字を読めていないからなのです!」

とのこと。

耳の痛いお話です。確かに音読をさせると、たどたどしい読み方になっており、納得しました。

その漢字について、記事で書かれていた「低学年で漢字を覚えるおすすめの時期」としては、

  • 小1:
    1学期で全部の漢字を暗記。※入学前からはじめられたら、ゴールデンウィーク明けごろまでに全部覚え、その後は反復練習。3学期は2年生の漢字を予習。
  • 小2:
    始業式のときには、すでに2年生の範囲の漢字が終わっている状態にする。

なのだそうですが、小学1年生ではないので時すでに遅し。

とはいえ、国語攻略のために漢字が大事というのはわかったので、気持ちをあらため、「漢字に向き合う夏休み」にすることにしました!

漢検を活用して漢字力をアップ!

漢字の勉強方法は、今まで市販のドリルを使用していましたが、いくつかの章をまとめた確認テストの量が少なかったため、なかなか効果が見えづらいと思っていました。

そこで以前から友人に勧められていた漢字検定を受けることに。

英語検定は知っていましたが、漢検は全く知識がなく、なんか漢字マニアの人が受けるものじゃないの?と思っていました。が、調べてみると、以下の通り、各学年の学習進度によって、細かく級が分かれており、漢字マニアだけのためではなく、子供の教育にも役立つ仕組みになっていました。

英検と違って10級からあるのが驚きました。

1級大学・一般程度(約6000字)
準1級大学・一般程度(約3000字)
2級高校卒業・大学・一般程度(2136字)
準2級高校在学程度(1951字)
3級中学校卒業程度(1623字)
4級中学校在学程度(1339字)
5級小学校6年生修了程度(1026字)
6級小学校5年生修了程度(835字)
7級小学校4年生修了程度(642字)
8級小学校3年生修了程度(440字)
9級小学校2年生修了程度(240字)
10級小学校1年生修了程度(80字)
各級の出題内容と審査基準 | 漢検の概要 | 日本漢字能力検定 (kanken.or.jp)より抜粋。

夏休み前ですが、「善は急げ!」。すぐに漢検ドリルを購入し、少しずつ学習を進めてみることにしました。

テキスト(または解答)の文字が小さく「はね」「はらい」が分かりづらい漢字は、いったん私が「漢字練習帳」の上段に書き、下段を子どもの練習スペースにしてみる工夫も実行。

一度、私自身で練習帳に書いてみると、大人にも子供にも効果ありです。

  • 子どもに「どこの『はね』、『はらい』が難しいか。」を伝えられる。
  • 子どもが書き順を間違えたときにすぐに指摘しやすい。
  • 大人にとっての「硬筆」練習になる。

普段、パソコンばかりで漢字を書くことが少なかったので、私自身の良い勉強にもなるというのは発見でした。

終わりに

2022年度の検定は、第1回が6月19日ですでに終了。これから受けられる日程は下記となります。

第2回:2022年10月23日(申し込み締め切りは9月2日)
第3回:2023年  2月12日(申し込み締め切りは未定)
※詳しくは、検定日程 | 個人受検 | 日本漢字能力検定 (kanken.or.jp)を参照ください。

2ヶ月前くらいに申し込みが締め切られるので、忘れずに、まずは申し込みを済ませておくのがいいですね!

また、検定料と試験の時間は下記の通り。

検定料と検定時間 | 個人受検 | 日本漢字能力検定 (kanken.or.jp)より。

小学校低学年向けの8〜10級は、試験時間も40分と、長時間にならないようにしてくれています。

まずは、我が家は10月の第2回検定を目標として、夏休みに、親子で一緒に勉強していきたいと思っています。

もしご興味がありましたら、漢字検定に一緒に挑戦してみませんか?