先日書かせて頂いた「なかよし貯金」により、親子喧嘩が減ってきた今日このごろです。お互いに心穏やかに過ごせる時間が増えてきて嬉しく思っています。
ただ、せっかく貯金しても、我が家ではあっという間に減ってしまう時間があります。
それは「勉強タイム」。
家では学習机は使用せず、以下のような親子横並びで勉強していますが、横に座ってついつい、「ちゃんと聞いているの?」とつい言ってしまいます。そうすると、「なかよし貯金」がちょっとずつ減っているような気がします。
写真のようにいつも和やかな雰囲気でいられたらいいのですが、難しいですね。
余談ですが、我が家では勉強を見るのは母親の私が担当することになっているので、こうやって「お父さんが子どもに勉強を教えている風景」に憧れたりもしてしまいます。
親子のリビング学習のデメリット
さて、親子でのリビング学習では「親がすぐ答えられる」というメリットもありますが、逆に話しかけやすいというデメリットもあります。例えば、
「のどが渇いたから、冷蔵庫に行ってくる!」
「今やっているゲーム、こういうところが面白いんだよ!」
などと勉強から違う話を、ついつい子供がしてしまいがちです。また、急に意識がどこかにいって、呆けているような時も見受けられます。
当然のことながら、「落ち着いて座って!」「もっと集中しようよ!」と怒っても上手くいかないので、どうしたものかと思っていたのですが、以前ネットで読んだ「自撮り学習」をさせてみることにしました。
自撮り学習法で見られてることを意識する
先週くらいからダイニングテーブル上にタブレットを置き、カメラ機能を反転させ、こんな感じで子どもの横に置きました↓
タブレットは常に撮影はせず、鏡代わりに置いておいたり、集中力があまりにも続かないという時は録画するなど、状況によって使い分けています。
録画すると、子どももカメラで撮られていることを意識して、急に姿勢が良くなったり、おしゃべりをやめたりもします。
もちろん、録画でいつも大人しいというわけではなく、変顔をしたりして遊んでしまうこともありますが、少し勉強する雰囲気が変わって良い感じです。
私自身も、子どもに問題を教えている時の「声のトーン」が怒った声になっていないかとか、「怖い表情」で教えていないかなどを意識するきっかけになって、良いなあと思いました。
終わりに
自撮り学習法をしていて、私個人のデメリットが一つあります。子どもの若々しい肌と比べて、「あっ、ここにしみが、しわが。」など、ついつい親のほうが余計なことに気が散ってしまうのは難点かなあなんて思います。
親世代もですが、最近のお子さんはYouTubeなどで自撮りなどが身近に感じられ、動画に馴染んでいると思うので、それを学習に生かせるのではないかと思います。
もし勉強に集中しないお子さんがいらっしゃいましたら、勉強風景を撮影してみるというのも学習方法の一つとして、試してみてはいかがでしょうか?