ニッセイ基礎研究所の記事から、本題も深く読みごたえがあるので、それはそれで興味があれば読んでもらいたいのですけども。
記事中でとりあげられているデータでおもしろいものがあったのでご紹介します。
・第二子以降の出産には、夫の家事育児参画が必要
ということで、非常に明確なデータがとりあげられています。
”
夫の休日の家事育児時間と第二子出産割合
なし:10%
2時間未満:32%
2〜4時間未満:59%
4〜6時間未満:79%
6時間以上:87%
“
えーと、すっごい納得感。うん、そりゃ第二子ができても、結局自分が大変になるだけなら、消極的になるよなあというのは、わかりやすい結論ですよね。。。
第二子以降の子どもがほしいなら夫がんばれということで。
・夫婦の間の子ども出生数の分布と推移
最新のデータである2015年の数字でいくと、
”
0人:6%
1人:18%
2人:54%
3人:17%
4人以上:3%
“
と、2人が圧倒的なんですよね
なんか一人が多いイメージがありますが、ぜんぜん比較にならないレベルで2人のが上でした。
ちなみに、2002年の統計とくらべてものすごい変化したのが、
”
0人:3%→6%
1人:8%→18%
3人:30%→17%
“
です。
ようは、0人と1人がめっちゃ増えて、3人がめっちゃ減ったという流れになります。
圧倒的ですね!
数字の伸びを見ても分かる通り、0人よりも、一人のが割合として増えてまして、おそらく今まで2人だったのを1人にする、1人だったのを0人にするみたいな徐々に人数が減るような傾向があるんじゃないかなと。
そう考えると2人の割合は50%あるので、そっから1人へ流れる数も多いんだろうなと、今まで2人がたいして減ってなかったのは3人から移る人が多かっただけで、3人がさらに減っていくと、徐々に2人も減ってくんじゃないかな?
とか、考えてみたりします。