祖父母の孫疲れという、まあ、たまに見る系の話ではあるのですが、ちょっとおもしろい統計が取り上げられていたので。
平成27年度(2015年) 高齢者の生活と意識に関する国際比較調査結果第8回
子供や孫との付き合い方について、高齢者が「子供や孫とは、いつも一緒に生活できるのがよい」と答えた割合
日本 | 27% |
スウェーデン | 3% |
アメリカ | 9% |
ドイツ | 14% |
※内閣府の調査HPまで見に行っても、この3国以外の調査結果がないので、この中で比較せざる得ない
ということで、日本は高齢者がより多く子供や孫に接触したがる傾向があるようです、が!が!ですよ、この調査の第1回(1980年)では、これ59%もあったんですね。今の倍以上ですねー。
ちなみに、前回2010年の第7回でも33%でした。つまり、毎回(1回と1回の間が5年なので5年たつごとに)けっこうがっつり減ってるんです。他の国も当然回を重ねることで(時代を重ねることで)変化はしてるんですけど、日本はめっちゃ急激です。
高齢者自身が子供や孫の付随物として生きるのではなく、自分+子供・孫として生きるようになったというのもあるでしょうし、子供の考え方が変わることにより、高齢者が変化せざるをえなかったというのもありそう。