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床拭きロボットBraava®がウチにやって来た

小沼 光代

家事嫌いとガジェット好きが相まって、家事家電はついつい試したくなる私。
既に、食洗機、洗濯乾燥機、ルンバ、は三種の神器として生活上欠かせないものになっていますが、先日4つ目の神器として、床拭きロボット「Braava®(ブラーバ)」を導入したので、早速レポートします!

きっかけ

事の発端は遡ること6月。
地方からうちに泊まりに来ていた義母が「ここ(我が家)にいると、なんか、靴下が黒くなる・・・」と一言(嫁姑ですが本当にいいお母さんで可愛がってもらってますので、決して、「あ〜らこんなところにほこりガッ!」みたいな嫌味的に言ったわけではありません)。
そのことは私も薄々気が付いていました。なぜって、家で裸足でいると、足の裏が黒くなるから。
その理由は簡単なこと。こんな足でうちに上がってくる子供がいるのだからしょうがない。

ルンバで掃除しているとはいえ、ルンバでは吸いきれない細かい土なんかがきっとあるのでしょう。

よーし、雑巾掛けだ!と勢いよくやってみたものの、これがなかなか大変。
小さなマンションとはいえ家中の雑巾掛けは大仕事です(腕が筋肉痛!いい運動になるともいえますが)。

よし、ブラーバだ!

これまでは、足の裏が黒くなるのも、家の床が所々ベタベタするのも「子供がいるからしょうがない!」と鈍感力で乗り切って来た。
でも本当は私だって、サラサラの床を素足で踊るように歩きたい。

だけど時間も体力も奪われる雑巾掛けは無理。

・・・ということで、ブラーバの導入に踏み切りました。

こんなんで床はきれいになるのかなと半信半疑でなかなか踏み切れなかったけれど、レビューを見たらかなり評判もよかったのです。なんでも、ブラーバがあればルンバがいらなくなる、というレビューもあり、掃除機で吸うよりすごい床拭きロボットってどいうことなんだろう、と、ますます興味が湧いてしまいました。

・・・ポチっ!
よーしこれで、真っ黒な足の裏とも、辛く苦しい雑巾掛けともオサラバだ!

ブラーバがやって来た

そして届いた私のブラーバ。購入したのは「380j」という急速充電器付きのモデル。

今日2018年8月6日現在、ブラーバの日本正規品はこの380jと371jの2種類。掃除性能は完全に同じで、2時間で充電できる急速充電スタンド付きの380jと、急速充電スタンドなし(本体にケーブルを差し込んで4時間かけて充電する)の371j。371jは急速充電スタンドがない代わりにお掃除クロスが多めについているようです。※詳細は公式サイト参照
急速充電できることよりも「おしゃれに収納できる」というところに惹かれてこちらのモデルにしたのですが、実際使ってみると、最初に乾拭きをしてからウェットモードでもう一度・・・と一日2回使いたくなってしまうことが判明!その点で急速充電できるのはとても良かったと思っています。


早速ルンバの隣に並べてみます。ルンバよりずいぶん小さいですね。小さくてかわいらしくて、頼れるのか少し不安なくらい。急速充電器がいるか要らないか最後まで迷ったのですが、届いてから2時間で使えただけでも充電器があってよかったと思いました。

ブラーバの能力を早速検証!

早速動かしてみます。
びっくりしたのはとにかく音が静かだということ。ルンバは、掃除機なので当たり前ですが音がそれなりに大きく、存在感を全面に出しながら部屋を掃除していましたが、ブラーバは静かすぎてどこにいるかわからない。足にポンっとぶつかってちょっとびっくりしてしまうくらい。

ルンバは部屋中を縦横無尽に動き回りますが、ブラーバはわりとまっすぐ進み、端から順番に掃除していってくれます。

さて、じゃあ、どのくらいきれいになるのか、ですが・・・
この日のためにいろいろな汚れをわざわざ放置しておきました。

結果としては、ボンドが垂れた後は取れず(これは結局、ガリガリと削らないと取れなかったので無理もないですね)、鉛筆の芯は薄くはなったけど完全には取れず、でしたが、それ以外はパーフェクトにきれいになりました。
そして、目にはっきりと見えなかった汚れもおそらくたくさんあって(子供がジュースをこぼした時、見えない範囲で案外遠くまで飛び散って拭き残しがあったりして、なんとなく全体がベタベタしているとかありますよね)、それがきれいになったようで、床がサラサラして気持ちいい
これぞ、私が望んでいた、素足で踊るように歩きたくなる床です。

クロスの汚れをチェック

クロスはかなり真っ黒です

直前にルンバで掃除をしてから、ブラーバのウェットモード(濡れ拭き)で掃除をしたところ、こんなことに!
・・・足の裏が黒くなるのも納得です。

感動したのも束の間、ここでちょっと失敗に気がつきました。
レビューにあった「ルンバがいらなくなる」を検証するためには、ドライモード(乾拭き)を先にすべきだったのではないか、と。

というわけで、ウェットモードで掃除をしていない別の部屋でドライモードをお試ししたところ、こんな感じで、埃や髪の毛をしっかり絡め取ってきれいにしてくれました。
クロスから埃や髪の毛を取ろうとしてもなかなか取れない。つまりそれくらいしっかりキャッチしているということです(水で洗うと比較的簡単に取れました)。

使用後の部屋の様子を見ても、確かに、ルンバと遜色ないくらいきれいになっている気がします。
ただ、我が家は夫と息子がルンバが大好きなため(とにかくかわいいらしいです)、ルンバを手放す、ということにはならなそうです。

まとめ:ブラーバは買いか?

まだ使用期間はわずかですが、買って良かったと思います。はい、買いです!
いつも気になりつつも雑巾掛けをする余裕が(時間的にも体力的にも)なかった床の汚れ、ベタつきが、ボタン一つできれいになるのですから。

私にルンバを勧めてくれた人が「お手伝いさんが一人来てくれる感じ」と言っていたのですが、ブラーバもまさにそんな感じで、ブラーバが床の汚れを拭いてくれている間、私は、仕事をしたり、子供と遊んだり、本を読んだり・・・新たな自由時間と心の余裕が生まれますね。

これでまた一つ、家事が楽に、楽しくなりました。

私が知人にお掃除ロボットを進めるとき、返事として多いのは「うちは床に子供のおもちゃとかが散乱しているから無理・・・」というもの。
確かに、ルンバは回転ブラシがいろいろなものを巻き込んでしまうので(どこかから出てきた子供が脱ぎ捨てた靴下とか)、本当に床のものをちゃんと片付けないと使えません。
でもブラーバは、ただ床を拭いていくだけなので回転ブラシに何かが絡まったりする心配はなく(押しのけて進んで行きます)、ルンバに比べると、床が多少散らかっていても使いやすい気がします。だから、床のものを片付けるのは大変!という方にはブラーバよりルンバがオススメかなと思います。

ルンバもブラーバも安くない買い物なので、不安な方は、まずはレンタルして、ライフスタイルや家の作りに合うかをチェックしてからの購入がオススメです。