少し前になるのですが、『東大合格生のノートはかならず美しい』(文藝春秋 2008)を書かれた太田あやさんの新刊紹介の講演会に行ってきました。
東大生のノートは、発売当初ちょっとしたブームになった本で、覚えてる方もいるんじゃないかなと。
新刊は太田あやさんが小学生向けに書いた本です。
タイトルは、「中学受験に合格した先輩たちはノートと友だちだった」
個人的には中学受験という視点ではなく、学校生活で大半を過ごす自分の子どもに「上手なノートの取り方」教えられないかなという気持ちからでした。できるだんだったら、ノートを取ってる子供にとって有意義に使ってほしいと思って。
勉強の仕方は学校だったり、塾だったりで習うけれど「ノートのとり方」って習いませんよね。
講演では、元記事にもありますが、完成度の高い数々のノートが紹介されて、本当にびっくり。
図鑑顔負けの絵が描かれていたり、自分に対して「どうしてこんなところで間違えたの?」という問いかけが書かれていたり。
そして、太田さんのお話で印象的だったのは、親としてできることの一つに子どもが学校から帰ってきたら、出来るだけノートを見て、声かけしてくださいとのこと。
上手に書けているね、こうやったらもっと見やすいよなど。
実際やってみると、学校でのことを話し合うきっかけになるし、頑張って授業聞いて書いたんだなぁとしみじみ思ったり、子どもの姿がとても身近に感じられて嬉しく思いました。
もちろん、それができるように、私自身もばっちり本を読んでます(笑)
子供向けとはいえ、なかなか子供がこういった本を素直に読んでくれるとも限らないですし、、、大人になってもノートを書く機会は要所要所で出てきますから、自分の学びにもなり、子供とのコミュニケーション、教育ツールにもなるなかなか素敵な知識を身に着けたのでした!