Press "Enter" to skip to content

家事育児とサンクコストを考える

Yietoブログ編集担当

サンクコストとは、戻ってこないもののことで、ウィキペデア先生では、「つまらない映画を観賞し続けるべきか」という例で示されています。
映画がつまらないけど、チケット代を払ったんだし、最後まで見るというのは、結果的に、チケット代だけじゃなく時間までも失うことになるよという。
わかってても実行に移すのは難しいやつですね!

家事育児で考えると、どういう例があるかなと考えたところ、
・せっかく買ったんだから、汚れが落ちないけど洗剤を最後まで使い切る
・せっかく買ったんだから、おいしくないけど最後まで食べよう
・せっかくディズニーランドに来たんだから、疲れてイライラしてるけど閉園までいよう
・絨毯がソースで汚れちゃったけど、せっかくのもらいものだから(せっかく高いの買ったから)、がんばってきれいにしよう
この辺はあるあるかな。

ひどそうなところでいくと、
・せっかく結婚したんだから、生活に不満はあるけど離婚しないでおこう
・せっかく子供産んだんだから、自己犠牲でがんばっていい子に育てよう
とかとか。

後者の出産は、育児タスクの増加だけでなく、家事タスクの増加も伴いますよね。
子どもが産まれたから、より掃除をするようになった、ほこりに敏感になったり、誤飲などを心配して掃除をより細かいレベルでやるようになったとか、食事の内容に気を使うようになったなどなど。
子どもにとってはいいことなんでしょうけども、結果、自分たちがつらくなるんだとしたら、もうちょっとなんとかできないものかなと。

まとまりがないですが、家事育児の領域でのサンクコストの考え方は使えるかも?と思いついた次第です。