Press "Enter" to skip to content

室戸市の新しい観光地「むろと廃校水族館」

子持ち夫婦共働きの妻担当

今回も前回の大阪にできる「こども本の森」に続き、たまたまネットを見ていたら、子供とここに行ってみたい!と思った記事をご紹介したいと思います。

場所はというと、高知県室戸市!
大阪以上に遠い!
室戸というと市名でもある室戸岬なんかは知られてるのでしょうか?

むろと廃校水族館のすごさ

室戸市内にある過疎で使われなくなった小学校を利用した「むろと廃校水族館」なるもの。2018年にオープンして以来、ゴールデンウィークに車が大渋滞し、1年で20万人が来館するほどの人気になっています。

20万人が果たしてすごいのか???イメージしにくいので、例として、東京ディズニーランド(シーも含む)の年間来場者数は2018年度で、3255万人だそうです。
わかりにくいので、一日換算すると、約9万人が毎日来場してるということになります。恐ろしいですね。。。
と言うと、20万人がたいしたことないことに思えてしまうかもですが、四国の高知県、さらに室戸市というアクセスが相当に悪い場所にこれだけの人が来てるというのがすごいんだと思うんです。

むろと廃校水族館誕生の経緯

なんでそんなところに廃校水族館ができたか?というと、まず日本全体で少子高齢化が進んでおり、年間500校が廃校していってるという状況があります。
その中で、室戸市も、もともと16校あった小学校が今では6校まで減っています。これもまた恐ろしい話しです。。

そんな状況で、なんとかせんといかんと思ったのか室戸市市長が日本ウミガメ協議会の理事も務める若月元樹館長に相談して、企画がスタート。
最初は、このような水族館を作ることに室戸市議会などの反発もあったそうですが、廃校を活用してコストを抑えるなどの工夫や、徐々に地元の漁師さんの協力も得られるようになっていき今では市全体に好意的に受け止められてるもよう。

むろと廃校水族館の特徴

廃校となった小学校の校舎をそのまま使い、なんと25mプールでサメやウミガメなどが泳いでいるとのこと。これはアクアリウム好きな人や、子供の頃にやってみたかった人がいそう!
それ以外にも跳び箱の中に金魚、手洗い場を貝などに触れられる場所にしたり、と今あるものや過去使っていたものも生かして、子供はもちろん大人もノスタルジックに浸れるようになってるのも特徴です。

今や、全国の議員が視察に訪れたり、海外からCNNの記者からも取材があったりするレベルまでの注目を集めているそうです。

最後に

とは言っても室戸は遠い!と思うので、ちょっと気になって調べてみたところ、このような廃校した小学校を使用した施設として、都内では四谷にある「東京おもちゃ博物館」があったりします。
このためだけに行く!となるとハードルがあがってしまうかもしれませんが、都心なので近くに行くついでの息抜きにでもちょこっとよってみてもいいかもしれませんね。